和尚の日記

マンガやゲーム、映画など自分が見たものの感想や紹介をしていきたいと思います。

アニメ『バビロン』を最後まで見て_なんつーか、ひでーな

お久しぶりです和尚です。

 

こっから更新がんばるぜぇと宣言してから、すでに五日程度経っています。

この点からみても、僕の堪え性のなさがわかっていただけると思います。

 

そんな堪え性のない僕が今季最後まで視聴したのが『バビロン』というアニメです。

こんな感じに書くと面白い作品かと思われるかもしれませんが、正直なところかなり微妙な作品です。

 

微妙だからこそ、ながら見のように不真面目に視聴できたわけなんです。

 

微妙というと濁した感じでよくないですね。良くも悪くもないという感じで。

最終回まで見た感想は『なんつーか、ひでーな』というもの。

つまり良し悪しで言うなら間違いなく悪いほうの作品でした。

 

あくまで僕個人の意見であり、ほかの方は全く違うことを感じているかもしれませんが、上に書いたのはまごうことなき僕の本音です。

 

何がひどいかっていうと、まずは内容の期待の裏切りが挙げられます。

このアニメは東京地検特捜部が政治献金絡みで、とある製薬企業へのがさ入れを行うところから始まります。

そこで主人公が相棒と一緒に色々調べていくわけですが、そこで不可解なメモ用紙のようなものを発見します。

そのメモ用紙にはびっしりとFという文字が書き込まれており、さらには所有者であった新薬の研究員が自殺していたことを突き止めます。

キナ臭い何かを感じた主人公と相棒は、本命である政治献金について捜査していくのですが、単独行動することとなった相棒が首を吊って自殺しているのを発見して、第一話が終わりです。

 

初回を見終わったときに感じたアニメの印象は、『なかなか面白そうなミステリーが来たな』というものでした。

そうです。この時は悪い印象などは抱いてませんでした。それどころか『これはその新薬が人を自殺に追い込むような効果を発揮しているのだろうな』など、色々夢想したものです。

CMでも『死の魅力に目覚めてしまったら~』などと言っていたのでどういうことなのかと思っていたのですが、おそらくそういう特殊な薬なのでしょうね。アポトキシンなんたらみたいな。

第一話としての掴みもばっちりでした。レギュラーキャラと思われていた相棒がまさかの初回死亡とは、全く思っていなかったからです。死ぬとしても話数が二桁入ってからだろう、と。

 

 

新薬、Fという暗号染みたメモ用紙、頻発する自殺。

面白くなりそうなキーワードだらけでした。

これからどうなるのか、という期待が僕の中にあり、そしてその期待はあっさりと砕かれるのでした。

その全てをぶち壊した犯人こそ、出演作品を間違えた魔女、曲世愛なのです。

 

相棒が死ぬ間際に出会った謎の女性で最重要参考人こそが彼女であり、夜神月ルルーシュランペルージすら凌駕する恐るべき能力を持った存在です。

誇張でも何でもありません。

彼女の能力は以下の通りです。

1.ちょっと話すだけで相手を意のままに操れる

2.電話越しだろうが、ちょっと声を聴かせるだけで相手を自殺させることができる。

3.ちょっと見ただけで自殺させることができる。

 

作中で判明しているだけで、彼女の能力はこれだけあります。

凄いでしょ?まるでバトル漫画の住人だ。

自殺させるのもほんの数秒あれば事足りるんですから、デスノートの心臓麻痺より早いですよ。

 

初回に終わった時の僕の考察なんてぜーんぜんカスリもしてませんでした。

まさか全ての自殺が一人の女性の超能力によるものなんて、こちとら夢にも思ってませんですのことよ。

完全に僕はピエロでしたよ。

これ原作あるみたいなんですが、もし放送当初に上のような考察を挙げてたりしたら、赤っ恥なんてレベルじゃないですよ。

 

そうです。まるでミステリーのような導入で騙されましたが、この作品は人知を超えた能力を持つ魔女VS正義感があるエリート検察官の戦いを描いたものだったのです。

 

そして最終話、主人公は見事に敗北します

いきなりグローバルになった舞台で、アメリカ大統領殺しの罪をおっ被せられるというこれ以上ない見事な負けっぷりでした。

 

まあ仕方ないですね。15m級の巨人と、立体起動装置のない調査兵団ぐらいの戦力差があったと思いますから。

 

ミステリーの皮を被った、トンデモ超能力アニメ、そして主人公は負ける。そして思うのです。『なんつーか、ひでーな』と。

そんな作品です。皆さんもこのアニメを見るときはその気持ちをもって視聴しましょう。

間違っても推理や考察なんかしてはいけませんよ。

ツッコミどころは他にもいっぱいありますが、差し当たりこの辺で。