和尚の日記

マンガやゲーム、映画など自分が見たものの感想や紹介をしていきたいと思います。

思考の守破離 これ社会人必須スキルじゃね?

誰も見てくれている人は居ないだろうけど、久々のブログ更新。

前回更新が2018年6月。

あれ?まだ一年経ってないじゃん。ヨユーヨユー♪

などと考えている僕の心の中には悪魔が住んでいるのでしょう。

 

長期出張等で仕事の内容や職場の雰囲気が変わり、時間を確保できなくなってきたわけです。

もう少しうまく時間を節約できないかなぁ、と考えて最近は速読トレーニングなどに手を出してきた始末。

そんななか読んできた本のうち、面白いなぁと思う本があったので、今回はそれを紹介していきます。

え?速読は身に着いたのかって?

聞くな。

 

要旨

思考の守破離=思考の三段階。

守:情報をそのまま受け取ること。(生の素材)

破:情報の本質を掴むこと。問題点の発見。(分解・加工)

離:新しい情報を生む。(開発)

社会に活躍するには、最低でも破までは到達したい。

レーニングにはメモ!寝ても覚めてもメモ!

本を買うのです!

 

思考の守破離

創造力について書かれた本

今回紹介する本は2冊。

一つは『思考を鍛えるメモ力(斉藤 孝:著)

もう一つが『東大物理学者が教える「考える力」の鍛え方』(上田 正仁:著)

(以下赤色で書かれた部分は上、青色で書かれた部分は下の書籍から引用していることを示す)

 

どちらも思考や考える力について書かれた本です。

何故この二つをチョイスしたのかというと、

あれ?俺、仕事で使えなくね?

などというネガティブな考えが浮かんできたためです。

 

そもそも時間が確保できないのは自分が効率的に仕事なんかが出来てないからじゃないか、などと考えていました。

職場環境が変わって、仕事内容が変わったのだから、出来なくて当然と言えば当然なんですが、これは出張が終わって落ち着いた今だから思う事であって、当時はそこまで考えてなかったんですよね。

 

それで買ってみたはいいものの、時間がないから積んだ状態で窮地脱出。余裕が出来てから読書を開始。ついでに速読トレーニングを初めたというのが、今までの流れです。

 

さて、肝心要の内容なのですが、これが凄くタメになりまして。

というのも、今までやってきたことを、現在やっていなかったことに、この本を読んで思い知らされまして。

こういう内省できる所が、この手の本の良い所なんだな、と思った次第です。

 

この二つの本は細部は当然違うのですが、大きな部分では似通っていると僕は考えています。

なぜなら両方が創造力の獲得をゴール地点としており、そのプロセスがどちらも三段階に分けられており、そしてそのトレーニング法も共通であったためです。

 

そして僕はその三段階を、思考の守破離としました。

以下それの説明をしていきます。

 

思考の守=守りのメモ力・マニュアル力

先程、二冊とも思考や考える力について書いた本だと言いましたが、より詳細に言うと共に、メモに重点を置いた思考力を鍛え方が書かれた書籍です。

それはつまりそれだけメモが大事だという事の裏返しでもあります。

メモこそが創造力を身に着けるツールだとしているわけですね。

思考を鍛えるメモ力東大物理学者が~』ではそれぞれ、その思考の守。つまり初歩の初歩として、守りのメモ力マニュアル力があると定義しています。

 

これは言い換えれば、黒板の板書をそのままノートに書き写す行為であり、知り得た情報をそのまま受け入れる行為のことです。

 

情報を加工などせず、ありのまま受け入れる、覚えただけですので、応用が利かない知識。

試験やテスト、限られた条件下でしか使えない知識ということになります。

 

これが思考の第一段階目、守に当たる行為です。

とにかく吟味などはせずそのまま情報として覚えていく。

恐らくこれは学校で勉強している人なら身に着いている力でしょう。

つまりはおおよそ大勢の人は、この段階までは自然と至っているということです。

 

思考の破=攻めのメモ力・考える力

ここからは学校ではあまり教えてもらわない、思考の破について。

先程の思考の守は基礎として大事ですが、ここで止まっている人も多いのではないかと思います。僕もそうでした。

教わったことをそのまま受け入れ覚えるのが思考の守。これは両著において基礎として共通した部分でした。

 

二冊の本の中で思考の破に当たるのは、攻めのメモ力考える力です。

攻めのメモ力』とは、メモの内容に、感想やコメント、疑問に思ったことなど、自分が感じたことを付け加えてメモする行為のことです。

つまり、教わったこと=他者からの言葉だけでなく、同時に自分の言葉も残しておくということです。

 

そして『考える力』とは、物事の本質を掴むための力を指します。

本質を掴む力とは、大事な点・必要な点を見抜く力です。

それは当然、他者から受け取った言葉に対しても有効な力になるわけです。

その本質を掴むための鍛え方として、上田氏もまたメモが重要だと語っています。

 

上記二つは言葉こそ違うかもしれませんが、共に物事の理解を進めていく=本質を掴むための力であることは間違いありません

 

社会においては、この本質を掴むという行為が必要になってくるのです。

誰かに何かを伝える時、無駄な情報が入っていたり、逆に言葉足らずになってしまうことというのは多々あります。

しかしこの本質を掴むことが出来ていれば、相手と正確な情報交換が出来ることでしょう。

正確な情報伝達ができれば、社会人として一人前と言えるのではないでしょうか?(つまり僕はまだまだ半人前だった?)

 

またこの本質を掴むことにより、その問題点がどこにあるのか、何が問題なのかを見つけることが出来るとも書かれています。

そしてこれが、最後の最後、思考の離へと繋がっていきます。

 

思考の離=クリエイティブなメモ力・創造する力

考える力の最終段階として、両著者とも、新しいことを作る力を上げています。

思考の離とはすなわちそのことです。

新しい事とは、既存の中からまだ見つかっていない別のことを見つけること。すなわち既存からの脱却ともいえるので、守破離の離に相応しい力と言えるでしょう。

それを著者は『クリエイティブなメモ力』、創造する力と定義しています。

 

クリエイティブなメモ力』では、もはやメモの大半を自分の疑問点で埋め尽くしていきます。場合によっては、会話や物事についてはメモしない場合もあるとか。

そのように、自分の言葉=自分の考えでメモしていくクセを作ることによって、自らの中から新しい何かを生み出していくのが、この力です。

これは先ほどの思考の破に当たる『攻めのメモ力』を更に発展させた力ということです。

著者の斎藤氏は、この力を更に発揮させた力を『鬼のメモ力』と表現しています。

 

創造する力』とは、『考える力』で誰も見つけていないを問題を見出し、それ解決法を独自に作る力を指しています。

こちらも思考の破である『考える力』なくして発揮されることのない能力です。著者の上田氏は、この二つの力は表裏一体であるとして、『考え、創造する力』として定義していました。

今回のブログ記事では、『考える力』単体でも社会での活用が見込めると考えたため、(あと守破離に当てはめたかったため)、分けて扱わせていただきました。

 

この『考え、創造する力』は、『問題を見つける力』、『解く力』、『諦めない力』に分解されます。

より詳しい話は、書籍の方をご覧ください。 

 

思考の守破離のまとめ

以上が、思考の守破離です。

情報や物事を素材に例えて簡単に纏めますと、以下のようになります。

 

守:情報をそのまま受け取ること。(生の素材)

破:情報の本質を掴むこと。問題点の発見。(分解・加工)。

離:新しい情報を生む。(開発)

 

社会人の必須スキルでは?

社会と学校の一番の違いは、正解がないことではないでしょうか?

正しくは、『正解は沢山あるが、唯一無二の絶対的な正解はない』といった感じでしょうか。ルールで雁字搦めになっていそうな業界ならそうとは限らないかもしれませんが。

学校式の『覚える』タイプの勉強(思考の守)では、なかなかガッチリと答えが出ないことが多いと思います。

ですが、問題の本質が何なのかさえわかれば(思考の破)、それを解決するように動くことが正解になります。

問題の本質が何なのか、それさえ把握できていれば、頑張る方向が分かるわけです。

研究者となると既存のものとは違う新しい何かを生み出す(思考の離)ことが仕事になるわけですが、他の仕事でそこまで求められることは稀だと思われます。

 

以上のことから、社会人になる人は、せめて思考の破の段階までは行っておけば苦労がすくないかもしれません。

また、出来てない人も今から頑張って身に着けていきましょう。

 

鍛練法はメモ!ひたすらメモ!

ここまで読んでいただいた方には、『思考の守破離は大事なんだな~』と何となくでも思っていただけたものだと信じています。いや切実に。だって思われなかったら僕の文章がミジンコみたいってことになるじゃん 

 

『大事なのは分かったけど、じゃあどうやって身に付ければいいんだ?』

そう思われた方も多いはず。思ってますよね?思われなかったら僕の文章がミジンコみたい(ry

 

レーニング方法は至極簡単。

メモ!ひたすらメモ!

 

とにかくメモをしつづけることです。

会話の内容、読んだ本の内容などをメモしていき、その時感じたこと、感想や疑問点なんかをひたすらに書き出していきましょう。

とにかく自分の言葉をひねり出すこと。相手の言葉を加工することを意識していけば院だと思います。

 

僕はとにかくそうしようと思います。

そのメモ練習の手始めとして、紙に本のことを書いたメモを基にして、今このブログ記事を書いています。

 

まあ詳しくは、本を買って読んでね。

 

最後は強引な絞めになりましたが、以上です。ありがとうございました。