和尚の日記

マンガやゲーム、映画など自分が見たものの感想や紹介をしていきたいと思います。

『新しい波24』のドン引きした企画 刺青はちょっとNGっすわ テレビ界のパワハラは酷い

現在、フジテレビ系列では深夜に『新しい波24』、通称『なみにじ』という番組が放送されています。

 

これは『スター芸人は8年毎に生まれる』という法則を元に作られた番組です。

調べたところ、元祖となる『新しい波』が1992年に放送され、以降8年毎に『新しい波』という冠がつく番組が生まれているようです。

現在放送されている『めちゃイケ』や、過去人気を博した『はねるのトびら』は、この『新しい波』を母体として生まれたとのことです。

 

要は、『めちゃイケや、はねトビみたいな人気番組を作ろうぜ』という番組というわけです。

 

というわけで必然的にお笑い番組となるのですが、その番組内で、『ちょっとこれは流石にあかんわ』ということがあったので、紹介したいと思います。

 

問題の企画

地域差があるかもしれませんが、こちらでそれが放送されたのは9/5(火)。番組内では、『芸人たちがどれだけ体を張れるか』という企画をしていました。

 

鼻毛脱毛したり、調理された虫を喰ったり、バレーボールの玉を体で受け止めたり、まあ若手芸人らしい体の張りっぷりでした。

ここまでは僕も笑えていました。グソクムシを無理やり食べさせられたゲストの人は可哀想だと思いましたが、意外と美味しいと驚いていたので、まあ良かったと思います。

 

しかしその後、僕がドン引きするような展開に移りました。

それはVTRでした。

番組内の若手最年長、ギリギリ若手だと呼ばれるトリオ『バビロン』の一番年上の人(名前知らない)が、刺青を入れさせるというものでした。

 

え?

 

いやなにそれワロえない。

 

僕個人の立ち位置

最初にハッキリ言っておきますが、僕は刺青否定派です。タトゥーも当然アウトです。

ペイントやシール、しばらく経つと代謝で無くなる刺青とかならセーフです。

 

何故否定派なのかというと、日本ではまず受け入れられていないから。

歴史的には刺青=犯罪者のイメージが定着してしまっているため。

公衆の場で刺青お断りの文字は見たことがあると思います。

負の文化と言えるかもしれませんが、僕的にはNGなのです。

 

こういうと、『刺青とか外国ではファッション文化と認められているんだから許容しろ』とか言われるかもしれないが、一つ言いたい。

外国で認められているからといって、絶対に許容しなければならない理由にはならないよね?

そちらが文化を許容するのは構わないが、文化の押し付けは困ります。

この場合の押し付けとは、『刺青入れているからって何でそんなに白い目で見られなければならないんだ!』という被害者意識も含まれています。

少なくとも『外国で認められている文化だから良いじゃん!』と主張するからには、日本でどういう目で見られているか(つまりは日本における刺青に対する認識・文化)をちゃんと理解してからにしてください。

不都合な面だけ目を逸らすなということです。

 

要するに、『今後何があろうと泣き言だけは言うなよ。言ってもいいが憐れみなんぞ期待すんなよ』ってことです。

というか外国文化なら外国で生きればと思いますけどねぇ。

 

あくまで僕個人の意見なんで、別にどう思ってくれても構いませんし、何を言っても構いません。押し付けもしません。刺青肯定の人も居るでしょうし。

だからそっちも押し付けんなよ。

 

これはテレビ界のパワハラですね

閑話休題

その番組のVTRの内容を大雑把に説明すると、『刺青する気ない人に刺青を入れさせる』というものでした。

隠しカメラで予め、『刺青を入れることに抵抗がありますか?』という質問を番組スタッフが投げかけています。この時刺青を入れさせられる人は、思いっきり拒絶の意思を示していました。

 

ちなみにその流れで『ウ〇コなら食える?』という質問があったのですが、それには『食える』という答えを返していました。

 

いや、それも無理やろ。

 

流石にそれは無理っすわ。人間だもの。

 

またまた閑話休題

VTRはそのまま進み、ついに刺青を入れる段階まで来ました。

そこに至っても本人は凄く嫌がっています。

分かります。嫌な人にはとことん嫌な事だと思いますから。

しかし最後には諦めて、刺青を受け入れてしまいました。

 

このVTRの間、僕はまったく笑えませんでした

刺青が嫌いということも勿論あります。

しかし、体に消えないものを埋め込むという行為を、テレビ側が半強制的に行ったという場面を見て、酷く気分が悪くなったのです。

 

若手発掘を目的とした番組なので、出演者は当然若手芸人。制作側と若手芸人との間にある力の差は、論ずるまでもありません。若手に拒否権があるなどとは、僕には思えません。そして制作側もそれは十分に理解していると思います。

そうこれは、お笑いというフィルターで誤魔化そうとした、番組制作側のパワハラと言えるでしょう。

大手の会社(製作側)の無茶な要望に応えなければならない下請けの業者(若手芸人)の図ですね。

バンジージャンプとか、度胸試しとか、一過性のものではなく、一生残り続けて消えないという意味では、刺青は火傷や傷跡などと大差はありません。言うなれば傷害事件です。

そんなのを見せるのは、お笑い番組としては最低の部類だと思いました。

 

番組の最後に、BPO対策なのかどうか知りませんが、入れられたのが消える刺青だということが判明するのですが(要はドッキリ)、まるで後付のように言われたので、まったく後味がスッキリしませんでした。

だって、ドッキリだと分かるまでまったく笑えなかったんですから。

というか分かった後も。

 

世界(テレビ界)の闇を垣間見せただけやんけ。

 

あっ。

右足の裏に左足という文字、左足の裏に右足という文字の刺青を入れるのも、最高に寒かったです。