和尚の日記

マンガやゲーム、映画など自分が見たものの感想や紹介をしていきたいと思います。

参考書の説明不足は如何ともしがたい話

以前からブログで言っている通り、僕は簿記2級取得に向けて勉強しています。

osyousama.hatenablog.com

そのため、現在は参考書片手に寸暇を惜しんで猛勉強中です。

え? ブログ書く時間はあるのかって?

 

……猛勉強中です!

 

今回伝えたいのは、参考書や教科書あるあるについてです。

 

 

一応、僕は過去に簿記3級を取ったことがあるため、簿記の基礎中の基礎については問題ありません。昔取った杵柄ですね。

忘れている所は多かったのですが、やりながら思い出していけてるので、いきなり2級の勉強から手を付けています。

簿記3級を取得したのは、簿記2級を勉強していた友人に影響を受けたためです。

 

そこで、その友人に簿記2級の参考書を借りようと考えていたのですが、ここで一つ問題が発生。

どうやら簿記は去年を境目に、試験出題範囲が大幅に変わったそうです。

その友人が簿記2級を合格したのは2年前の話なので、当然彼が持っている参考書は新しい出題範囲に適応してません。

 

仕方なく僕は本屋に行き、簿記2級の参考書を買うことになりました。

あ、言い忘れていたのですが、僕が言っている簿記とは日商簿記のことです。

試験は商業簿記と工業簿記という2種類の簿記についての問題となります。

ですので、参考書も当然2冊必要となります。やれやれ、倍の出費だぜ。

 

そこで僕は一番安い参考書を購入することにしました。多分これが間違いだったのだと思います

 

そこから毎日、夜にはまとまった時間を取って簿記の勉強をしていきました。

有価証券やらクレジット決済については特に問題もなく学習を終えてきたのですが、そこで現れたのが電子記録債権・債務の項目でした。

 

理解した今となっては、この項目に何か問題があるわけではありません。

問題があったのは、その説明についてでした。

 

以下僕がすんごくモヤっとした参考書の記載を抜粋したいと思います。

 

電子記録債権・債務説明文>

例えば手形を使った仕入れの場合

―――――――――――

[買い手]

借:仕入 〇〇円     貸:支払手形 〇〇円

 

[売り手]

借:受取手形 〇〇円   貸:売上 〇〇円

―――――――――――

 

簿記なんてやったことないぜ!という方に簡単に説明しますと、買い手側は仕入に〇〇円払い、その支払い方法は手形というよく不渡りするものである、ということです。

売り手の方は買い手に商品を売った売上が〇〇円あり、それを手形という方法で受け取った、ということです。

 

さて、参考書では上のやり取りを電子記録債権・債務で示していました。それが以下の仕分けです。

 

―――――――――――

[買い手]

借:買掛金 〇〇円     貸:電子記録債務 〇〇円

 

[売り手]

借:電子記録債権 〇〇円   貸:売掛金 〇〇円

―――――――――――

 

と書かれていました。

 

さてここで問題です。

 

買掛金、売掛金。お前らどこから現れた?

 

 

掛金というのは、いわゆるツケというやつで、買掛金はツケでの購入、売掛金はツケで売って上げたことを、それぞれ示します。

 

『うん、やっぱり何で現れたのかが分からない。さっきは手形で支払っていたよな?

それが何で掛金に変わってるんだ?』

 

これだけでかなりの時間を取られました。ええ。理解できなかったんですもん。

 

ヒントは買掛金と売掛金の位置にありました。

 

詳しいことは省くのですが、簿記に置いて左側(借方という)では、資産・費用の増加、もしくは収益・負債・純資産の減少を意味します。

反対に右側(貸方という)では、資産・費用の減少、収益・負債・純資産の増加を意味します。

 

 

これだけでは何のこっちゃと思うでしょうが、詳細を希望の方は『簿記3級』でググれば、詳しいことが分かると思います。

 

ここで、買掛金と売掛金の属性について考えたいと思います。

買掛金は相手にお金を払っていない状態なので、負債扱いになり、売掛金は反対に資産の扱いになります(相手から金を請求できる権利=資産)。

 

上記の仕分けに戻ると

―――――――――――

[買い手]

借:買掛金 〇〇円     貸:電子記録債務 〇〇円

 

[売り手]

借:電子記録債権 〇〇円   貸:売掛金 〇〇円

―――――――――――

 

買掛金は左側(借方)にあり、売掛金は右側(貸方)にあります。

 

つまりこれは、買掛金・売掛金が共に消滅していることを示しています。

 

ここでもう一つのヒントに気付きました。

『あれ? そう言えば仕入と売上もなくなっている。……ハッ!!』

 

そう、僕は気付いたのです。

―――――――――――

[買い手]

借:買掛金 〇〇円     貸:電子記録債務 〇〇円

 

[売り手]

借:電子記録債権 〇〇円   貸:売掛金 〇〇円

―――――――――――

 

この仕分けの前に

 

―――――――――――

[買い手]

借:仕入 〇〇円     貸:買掛金 〇〇円

 

[売り手]

借:売掛金 〇〇円    貸:売上 〇〇円

―――――――――――

この仕訳が隠れているということに!

 

そう、何のことはない、つまりは仕入れの時に手形ではなく掛金を使っていて、その掛金を電子記録に置き換えただけだったのだ。

 

あっはっは! な~んだ、それだけのことか~!

 

ちゃんと参考書にそう書いとけっ!!

 

こちとら分からないから、こんな参考書を買って勉強しているのに、『別に書かなくても分かるよね?(笑)』と言わんばかりの文章書きやがって!

なにこっちの読解力まかせにして、途中から説明初めとんねん! 最初からちゃんと書いとけや! 

世間一般でそれをなんていうか知ってるか?

 

手抜きだよ!

 

初学者相手にする気ないんか?!

 

だいたい数学とかの参考書でも同じようなことがあるんだよなぁ。

よくあるのが式変形。

式を分かりやすい形(解きやすい形)に持っていくわけだけど、その途中で移項したり置き換えたりする部分をちょっと飛ばしていくやつ。

 

そのちょっとでこっちは躓くんだよ!

 

なんでそんな気持ちが分かってくれないんだろうか。

ページの都合があるのは知っているよ。

 

でもね、ちゃんと最初から最後まで道を教えてくれないと進めない奴が居るんだよ。

 

これを甘えと呼ぶのかもしれない。自力で頑張れと。だけど、説明を自分の都合で省いて、学習者の読解力に任せるのも、甘えじゃないかな?

 

参考書で散々躓いて、数学を放棄した男の話。