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和尚の日記

マンガやゲーム、映画など自分が見たものの感想や紹介をしていきたいと思います。

映画『トランスポーター』_ジェイソン・ステイサム無双!なんだけど……。

今回紹介するのは映画『トランスポーター』。

トランスポーター [ ジェイソン・ステイサム ]

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↑これ。

 

シリーズ物となっていて、これも含めて現4作品作られている(4作品目は主演が違うけど)。

今回紹介するのは記念すべき一作目。

 

作品のあらすじ

タイトル通り、主人公は運び屋であるフランク。自分のルールさえ守ってくれれば何でも運んでくれるという凄腕だ。そんな彼の元に一つの依頼が舞い込んでくるのだが、その荷物というのが中国人の女性だった。

偶然にも荷物が女性であると知り、さらには依頼主から命を狙われるハメになったので行動を共にすることになる。

その女性は自らの父親が人身売買に手を染めていることを知り、それを阻止しようとしていた。巻き込まれた主人公はその手助けをすることとなり、最後はその攫われた人たちを救うのだった。

 

ツッコミどころ

上に大まかなあらすじを書いたが、基本的には主演であるジェイソン・ステイサムが無双する話であり、それ以上でもそれ以下でもないのだが、やはり点在するツッコミ所について言及せねばなるまい。

 

最初に世界観の説明や自己紹介も兼ねて、主人公が銀行強盗を荷物としての脱走を行う。警察とのカーチェイスを行うも、その追跡を振り切る見事なドラテクを視聴者にお披露目した。

 

以後、このドラテクは一度も披露されることはない。

 

だったら最初からジェイソン・ステイサムの戦闘能力を見せた方が良かったんじゃないの? そこまで大事な能力じゃないんなら。

 

最後のシーンにも車で参上するわけではなく、まさかの飛行機からパラシュートで飛び降りるという暴挙に出るんだが、この時の彼は飛行機のパイロットに乗せてもらっているわけで。プロの運び屋が素人に運ばれているというシュールな図式が何とも言えない感情を僕にもたらした。

 

ジェイソン・ステイサムにとって何より大事な戦闘シーンにもツッコミどころがあった。

銃を多用しないのはスティーブン・セガールと同じ流儀として認めよう。

 

だがヌルヌル相撲は如何なものだろうか?

 

車のオイルだか何だか知らないが、急にオールスター感謝祭のラストのようなことをされても、こちらとしては爆笑するしかないわけで。

映画館でこの作品を見た人たちも、思わず笑い声が漏れてしまったのではないだろうか?

退散するシーンでも、芸人張りの滑り芸を見せつけたジェイソン・ステイサムオールスター感謝祭でもかなりの活躍を見せてくれることだろう。

 

終盤でもツッコミどころはある。

僕の目が可笑しくなければ、奴隷が詰められているトラックは間違いなく2台あったのだが、唐突に1台しかなくなった。間違いなく2台あったのに……。

というか奴隷は400人近くいたはずなんだが、あのトラック2台で全員が入るのだろうか?

まあ普通の自動車でも無理すれば20何人入るらしいから可能なのかもしれないが、そんな無理が利くなら中国雑技団ヨロシクびっくり人間一座としてプロデュースすればいい気がするが。それなら合法だし。

 

ラストのラスト女性の父親に崖際に追い詰められたシーンにもツッコミどころはある。まさに絶体絶命のピンチなのだが、ジェイソン・ステイサムはそこで崖から尖った石を一つ見つけて手の中に隠す。

見ている人たちのほとんどは思ったことだろう。『それを使ってピンチを脱出するのね』と。今までのアクションシーンのおかげでどんな技を使っても驚かない準備はこちらにはあった。

いざ撃たれる! といったところで鳴り響く銃声。そして倒れる父親。その背後には銃を構えた娘の姿が……。

 

……えっ?!

 

『さてそれを使ってどう脱出する?』 などと思っていた僕がバカみたいだ。

背後から娘が父親を撃つ。映画においてはありふれたシーンだ。特別視することなど何もない。

 

だったらその石はなんなのよ?!

 

何のためにそんな勿体ぶったシーン入れたの?! なに? 2時間枠で時間でも余ったか? だったら別の格闘シーンでも入れとけボケェ!

 

しかし続編は作られる

所々の展開は間違いなく、B級映画のそれだ。

この後何作も作られるシリーズ物の初めがこれでいいのか?と思わなくもないが、最初に言った通り、これはジェイソン・ステイサムが無双する話であり、この手のツッコミは野暮以外の何物でもないのだ。

そういう意味ではこの作品は、見やすい映画だと言えるのだろう。