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和尚の日記

マンガやゲーム、映画など自分が見たものの感想や紹介をしていきたいと思います。

嘘喰いの立会人バトルロワイヤルが終わりに近づいたので、立会人の期待値と活躍度を勝手に決めていく

マンガ 週刊ヤングジャンプ-嘘喰い

現在週刊ヤングジャンプで連載中の『嘘喰い』。ついに頂上決戦となる屋形越えが目前となった。

数か月に及んだ、その屋形越えに立ち会う人物を決める「立会人バトルロワイヤル」がいよいよ大詰めを迎えたのだった。

今回は色々あったこの立会人バトルロワイヤルのルール確認と状況の整理、そして参加した立会人の活躍などを勝手に数値化していこうと思う。

ちなみに今までの話を読んでいることを前提に記事を書いているので、未読の方には意味不明&ネタバレになる可能性があるのを十分に承知していてほしい。

 

『ハンカチ奪い』のルール

立会人バトルロワイヤルの正式名称は『ハンカチ奪い』。その名の通り、己が號数と名前の刺繍が入ったハンカチを奪い合う勝負である。

ルールとしては

  1. 制限時間は30分。その間で最も多くのハンカチを集めていたものが勝者
  2. 自らのハンカチを奪われたものは即失格(?)
  3. 胴体に二発攻撃が当たれば制電(めちゃ強力な電気ショック)が発動
  4. 殺しはNG
  5. それ以外は何でもアリ

である。2の項目に?を付けたのは、ハンカチが奪われたものが堂々と戦闘を行い、ハンカチを奪っていたからである。

それなら実はこのルールが存在していなかったと考えてもいいのだが、この作品の場合ルールがちゃんと存在する可能性が否定できない。

というのもこの『嘘喰い』、例えイカサマでもバレなければOKだからである。

予めイカサマ禁止というルールを組み込んでおけば、立会人が気付いた段階で何かしらの行動をしてくれるだろうが、それがなければプレイヤー本人が気付いて申告するしかないのだ。

そして今回のルールは何でもアリなので、ハンカチを奪われようが申告されなければ問題はないはず。

なのでハンカチを奪われても戦闘していい理由は十分にあると言える。だがそれは、もし弥鱈が梟に『門倉立会人が悪質な不正を働いていました』と報告すれば粛清対象にすらなりえるということなのだが……。

 

特殊フィールド:ヤク煙

今回の闘いは、高校の保健体育で習ったであろう、危ないお薬を燃やした煙(以降ヤク煙と呼ぶ)が充満した森の中で行われている。

ヤク煙により立会人たちは本来の実力を発揮できなかったり、論理的な行動がとれなかったりしてきた。要は強力なデバフがあるフィールドである。

今回の闘いにおけるめちゃめちゃ大事な要素であるはずなんだが、存在感があったりなかったり良く分からなくなってきたりもする

この煙のせいで、今回の戦闘では明確な強さランキングを表すことが出来ないと思われるのだが戦った本人たちが明確に自分より強いなどと言っているので、言い訳要素にはならないことが判明しつつある

 

立会人の期待値および活躍度

ここで今回参加した立会人たちの事前の期待値と、実際の活躍度を書いていく。尚これは僕の独断と偏見、そして贔屓に満ち満ちた値であることは十分に留意されたし。

 

では失格した順番に紹介していく。

 

夜行妃古一能輪紫音

最初に脱落したと思われるのが、能輪巳虎の父にして能輪美年の義理の息子である六號立会人能輪紫音

まったく暴の見せ場がなく、またシオンポイントによる人物評価の方が有名、何より能輪一族なのでそこまで戦闘において期待値が高くありませんでした。せいぜい10CP(期待ポイント)というところでしょう。

ですが実際に勝負が始まると、ヤク煙による面白キャラ化に始まり、弥鱈立会人を一時圧倒する実力を見せるなど、想像以上の働きを見せました。戦いにおける結末も変人ならではで個人的にはGood。50KP(活躍ポイント)を進呈します。

 

能輪美年

続いて脱落したのが、長年嘘喰い読者を騙し続け、まさかの暴を見せつけるという功績を持つ壱號立会人能輪美年

ただ百龍を見誤るなど、最近の鑑定眼の怪しさもあり期待値もそこまで高くなく、いじられキャラ能輪一族筆頭ということもあり、紫音同様10CP。

弥鱈に秘中の秘を晒してまで勝利を得ようとしたが、崖から落ちそうになっていた紫音を助けるため、勝利を放棄した。その行動で弥鱈から強い敬意を抱かれるようになる。この戦いで男を見せたと言ってもいいかもしれない。

ただこの男はお屋形様の命令である、殺しはNGを平然と破ろうしたことを忘れてはいけない

目的のためになりふり構わない姿勢は嫌いではなく、最後は自分の欲求より他者の命を優先して弥鱈の尊敬を得たという点で、紫苑より高い60KPを進呈。

 

間紙ボロ

隻腕の刀使いで、作中数多いジジイの一人、肆號立会人間紙ボロ。

ザコ専であり、ジジイたちの中でもパッとしない方だったので、大した期待もしていなかった。5CP。

ところがどっこい、ヤク煙の影響をもろに浴びて見事な面白キャラに。

屋形越えへの渇望と夜行に対する義理立ての板挟みの結果、自らのハンカチを銅寺に託そうとする……のだが、やはりそこは立会人。本音の本音では屋形越えに立ち会いたいらしく、その気持ちがヤク煙によって顕在化した。

ハンカチを渡そうとするも斬りかかり、そしてその事実に気付いていないという、傍から見たら痴呆が始まったおじいちゃんのようだった。

銅寺対間紙という煽りもあったため、この二人の対戦には期待したのだが、戦闘の描写はなく、いつの間にかヤク煙から解放されハンカチは銅寺の手に渡っているのだった。

キャラとしては立ったが、戦闘面という意味では残念ながら30KPというところだろう。

 

三鷹 花

元密葬課であり、伽羅の過去に深く関わっていた紅一点のおばあちゃん、拾號立会人三鷹 花

その戦闘力の高さもさることながら、伽羅の意志を継いで、獏の闘いを見届けるため闘いに参加すると思っていたので、期待値はかなり高く100CP。

だが実際はハンカチをマルコに渡して早々に戦線離脱していたため、特に活躍することはなかった。残念。

まあ下手に戦って格を下げるよりはマシかとは思うが、それでも期待せざるを得なかった強キャラである。不戦敗なので0KP。

 

銅寺晴明

超個性の立会人の中における超没個性。ミスター普通の人。でも決め台詞はカッコいい拾壱號立会人銅寺晴明

間紙同様プロトポリスからの参戦組。ロバートKとのバトルでかなりの見せ場を貰ったラッキーマン

その活躍と、エア・ポーカーなどでも見せたコミカルなキャラから、このバトルにおける期待値は高く80CP。

ボロ戦では描写がキンクリされて不完全燃焼だったが、対門倉戦では過去の掘り下げも入り、また手傷を負わせるという活躍もあった。

だがヤク煙フィールドのデバフにより敗北の憂き目にあった。

総合的には期待値以上の活躍を果たしてくれたので100KPを進呈します。

 

真鍋 匠

元密葬課の長であり謎めいた男。過去には獏とハルに接触したこともある。そして前零號である切間撻器に「好きか嫌いか分からない」とまで言わしめた傑物である弐拾九號立会人真鍋 匠

車中での切間撻器との戦闘以来、長らくその暴は披露されておらず、今回の立会人バトルロワイヤルで再びその力を見れるということもあって、期待値は驚異の200CP!

バトルロワイヤル中盤に至るまでまったく音沙汰がなかったが、門倉の左手を砕くという激烈な登場で参戦を飾った。

その後はさらに門倉をボコボコにし、さらには門倉と弥鱈、そして何故か参戦が認めらているマルコの三人を相手取り圧倒するなど、撻器が認めたその暴を如何なく振るっていた。

このまま勝ち進むのかと思いきや、門倉が突如として強くなり、あっさりと敗北してしまった……。

その活躍は期待値同様200KP与えていいのだが、その終わりは個人的には納得がいかないものだった。

あの世で撻器様も言っているに違いない。

真鍋! 今のお前は大好きだぞ!

と。

 

バトルロワイヤルの現状

現在、バトルロワイヤルを生き残っているのは門倉と弥鱈、そして夜行となった。

夜行は勝ちぬけるよう策略を考え、見事その計の通りに展開していった。その点は立会人に必須の智があるといえるだろう。

だが、最強の称号である零號の男がこんな手段を取ったというのは、どうしようもなく悲しい。

もしこれが伽羅さんなら「真に強ければ、勝ち続けることが最良だ」という言葉から、戦い続けていたと思う。

 

まあとにもかくにも、ヤク煙の影響が必要だったのかどうかも良く分からないが、バトルは遂に夜行VS門倉の最終局面に移った。

この闘いによって屋形越えに立ち会う立会人が決まるのであった。

 

え? 弥鱈?

奴は置いてきた。最後の闘いに付いてこれそうになかったからな。