和尚の日記

マンガやゲーム、映画など自分が見たものの感想や紹介をしていきたいと思います。

雑記:『独裁者の部屋』_そのとき、人は一番大切なものが何か知ることができる。そう、トイレットペーパーだと

昨夜NHKで放送されていた『独裁者の部屋』という番組について語っていきたいと思います。

全八回の特別番組。3/20~3/23の深夜に二話ずつ放送されるこの作品は、今まで自分たちが居た民主主義とはどういうものか?独裁的とは?そして初めて民主的から離れた人々が独裁的に支配されてしまったらどうなるのか?

それらを学ぶことができる番組がこの『独裁者の部屋』です。

 

強い社会派の番組です。

昨晩、この番組の最初の二話を見た人はこう思うでしょう。

人にとって一番大切なものは、そう、

トイレットペーパーだと。

それがこの世の真理なのです。

 

分からない人のために説明しますが、この番組は立候補した8人の男女が疑似的な独裁体制のもと、ある施設で8日間を過ごすというものです。この施設では外出禁止令、労働は楽しむもの、互いに監視せよといったルールが設けられております。期間が過ぎた後、勝者として一人に日本円にして150万もの賞金を出します。ただその勝利する条件とは何なのかは一切明かされてはおりません。

その1日目、彼らは独裁者から10数個ある日用品の中から、自分たちが必要だと思うものを話し合いで選べという指示を受けます。選ばれたものは支給されますがそれ以外は全て没収されてしまいます。

歯ブラシ、石鹸、髭剃り、メガネ、寝具、化粧品などなどの日用品の中にそいつは存在していたのです。そう、トイレットペーパーが。

 

彼らは必要なものを選んでいきますが、最後の1つを選んだという段になって、女性陣が『化粧品が欲しい』などと宣います。そしてその勢いに押され化粧品を選ぶのですが、その時候補から弾かれたのは何を隠そうトイレットペーパーだったのです。

 

彼らは既に備え付けられていたトイレットペーパーまで没収はされないだろうという甘すぎる考えと、なければシャワーで洗えばいいじゃないという良く分からない理論を持ってトイレットペーパーを除外したのでした。

しかしその備え付けられていたトイレットペーパーは当然取り除かれていました。普通に考えればそうですよね。

 

彼らは困らなかったのか? 

次の日の朝、彼らはトイレットペーパーがないことに愕然とします

そりゃそうだ!無いと困るわな!トイレットペーパー!

 

何故化粧品を優先させてしまったのかと、自分たちの判断ミスを嘆く男性陣。食事の場でも女性陣と口論になりかけます。

僕ならあの女性たちを口汚く罵ること間違いないです。

 

2日目、初の労働があります。基準がよく分からないのですが、そこで『頑張ったで賞』のようなものがあるのですが、その時の褒賞が何か分かるでしょうか。今までの中で一番重要だと口を酸っぱくして言ってきたもの。

 

そう!トイレットペーパーです!

 

もし普通に褒賞でそれを渡されたら『舐めてんのか!』なんて怒りそうにもなりそうですが、参加者の皆さん大喜びです。

 

それを見て自分は知ったのでした。

そう、人にとって一番大切なものは、トイレットペーパーだということを。

まさかトイレットペーパーで人が支配されるようになるなんて、思ってもみなかったです。

 

それを抜きにしてもこの『独裁者の部屋』は面白い番組ですので、是非ともご覧いただきたいです。