和尚の日記

マンガやゲーム、映画など自分が見たものの感想や紹介をしていきたいと思います。

ネタバレ:3月3週、マンガワン月曜更新分作品(『Helck』『グッド・ナイト・ワールド』『IT'S MY LIFE』)

3月3週月曜日、マンガワン作品更新分のネタバレと感想を書いていきます。先週の分はこちら↓

osyousama.hatenablog.com

Helck

並びあうヒュラエディルが表紙の今回。トール城の惨状を見下ろすヒュラとエディル。ヒュラは城の人員が撤退を始めたことから敗北を悟り、そして皆を守る樹木からアズドラが残って時間を稼いでいることを悟ります。アズドラを護るためエディルに自らの運搬を頼みますが、皮肉を返されてしまいます。エディルの言葉を拒否と取りますが、本人にはそのつもりはなく、ヒュラを運ぼうとします。エディルの性格に面倒くさがるヒュラ。そんなエディルはヒュラのことを以前は悍ましく感じていたのに、自分の目で見て言葉を交わしたことによって払拭されたことを自覚します。自らの感情の変化に気付き、ヘルクの言葉の可能性を感じました。手を取り合おうとした二人でしたが、そこに突如ミカロスが現れます。

ヒュラに斬りかかるミカロス。しかしそれをエディルが防ぎます。それを見たミカロスは、王の術に抗ったエディルの精神力はヘルク・クレス並だと称賛します。『王の術』という言葉を聞いたヒュラはエディルが操られていたことを悟りますが、そのエディルに逃げることを告げられます。

自我を持つ兵士の成長は早いため戦力として期待していたミカロスですが、ここに至って自我は不要だと判断し、新世界の力に飲み込まれるようエディルの精神を破壊しようとします。ヒュラがそれを止めようとミカロスに斬りかかりますが、反撃を受けてしまいます。ヒュラにトドメを刺そうとしますが、精神が壊れる直前のエディルに阻止されてしまいます。ミカロスはヒュラの一撃を受けてその場から去りますが 、エディルは新世界の力に飲み込まれる直前でした。エディルはヒュラへ今すぐ逃げること、この戦いはヘルクによって終わること、そして人間たちと同じ末路を辿らないことを伝えます。王に意識を支配される中でエディルと何度も真剣に戦ってくれたヒュラへの感情から、魔族を心配する気持ちが生まれていました。最期にエディルはヒュラに笑顔で謝罪し、「死ぬなよ」という言葉を残して、その場から去って行ったのでした。

 

感想

エディルさん死んじゃった……。

いやまだ死んでないけど、そうなるかもしれないよな。普通に悲劇とか描けちゃう人だからなぁ。この二人はいい組み合わせだったのに。やっと最期に互いの名前を呼びあうとか、ある意味王道すぎるだろ。

まあこの流れならヒュラは生き残るのだろうけど、アズドラ様がどうなるのか。前回最期の力を貸してくれ的なことを言っていたから、死亡フラグは十分にあるのだけど。

やはりこれはあれだな。筋肉成分が足りないせいだ。はよ、ヘルクはよ。

 

グッド・ナイト・ワールド

オンラインゲーム『プラネット』をプレイしていたことが兄の太一郎にばれた弟の明日真。太一郎にばれたことは不本意だったと語る明日真の前に、謎の女性が現れます。彼女は『計画』に歪みが生じないため今回の事は父の小次郎には秘密にするように伝え、また小次郎を尊敬していることを明かして、その場を去りました。

病室を後にしたその女性は小次郎と密会します。小次郎は彼女のことを神室と呼び、彼女は小次郎を先生と呼んでいました。先生を呼びを嫌がる小次郎ですが、彼女に『あああああ』の容態について尋ねました。『あああああ』の正体は明日真なのですが、彼女は素性について嘘を吐きました。出向先の事情で手が離せない小次郎は神室に頼らざる得ないことを謝罪しますが、彼女はもっと頼るように言って小次郎に抱きつきます。しかし小次郎は香水の臭いが嫌いだと言って彼女を突き放した態度を取ります。ですがその言葉に神室は喜びを見せます。

入院している『あああああ』はログインできないため安全ですが、『黄昏の丘』に閉じ込められた形となった残りの赤羽一家のメンバーである『イチ』と『メイ』は未だ危険であることを危惧する小次郎ですが、神室は既に対処済みだと語ります。実際ログインしようとした『イチ』こと太一郎は、エラーが出てログインできなくなっていました。彼が席を外している間にハッキングを受けていたためです。しかし太一郎はそこで立ち止まることなく、プログラムを書き換えていきます。彼が幼少のころ父である小次郎に半強制的にプログラムについて教わっていたため出来た芸当でした。スパルタ教育でしたが確かな愛情を太一郎はその時感じていました。しかしその時の記憶を否定するような新たなパスコードを決定し、見事『プラネット』にログインすることができました。またその時ギルド『海賊団』の一味も『黄昏の丘』に到着するところだったのです。

 

感想

意外と親父認めてるよな太一郎。

冒頭でも歩み寄ろうとはしてたし。ただ親父が少し狭量だっただけで。口の悪さぐらい容認してやれよ。お前のために引きこもりが部屋から出たんだから。今一番すれ違っているのって、間違いなく太一郎。これからどれだけ太一郎が苦心していくのか。まったく、長男ってのは大変だな。

というか親父が世間からずれているのが問題。普通は若い女性に抱きつかれたら誤解を恐れたり慌てたりするもんだと思うのに。冷静に『嫌いな香水の臭いがするから離れろ』って。いっそのこと天才柳沢教授並にずれているのなら良かったのに。それなら教育方法もだいぶ違ったと思うよ。太一郎には見事に飴と鞭を使った教育をしてたけどな。ニコ動見ようとしたらプログラムについてガッツリ仕込まれていたとか、それなんてポルナレフだよ(笑)

 

 

IT'S MY LIFE

池を作ろうとするアストラと、それに振り回される周囲の人のお話。記憶喪失騒動から早数週間。カイは真面目に仕事をやり始め、エリーゼはアンティキティラの古い慣習の改革に着手していた。騒ぎがなくなり時間とお金を持て余し始めたアストラは、庭に池を作ることを決めました。思い立ったが吉日と言わんばかりに動く彼は、遊びに来ていたいたずら小僧のスラッシュ一行とファンクを言葉巧みにだまして、池作りに協力させました。池を掘るアストラとドラゴンのごあごあを置いて、ノアとファンクたちは村に赴き村長のパントラインリフから道具を貰ったり、池に敷く小石などを集めたりしました。スラッシュたちの近況を聞き、彼らの成長を実感し、またそれを促したアストラに敬意を抱くノアでしたが、当の彼はごあごあが望んだとおりの池を掘れなかったことに憤慨するなど、大人気ない行動を取っていたのでした。想定していたものとは違った形でしたがどうにか池の穴を掘ることはできました。しかし肝心な池に入れる水について考えていませんでした。リフの道具を使ったりノアの魔法を頼ったりしましたが、マーライオンが吹き飛んだり家の中が水浸しになったりと、結果は散々なものとなりました。池を完成させることはできましたが、家の中の水気を拭き取るのに苦心する彼らにその喜びはなかったのでした。

 

感想

おうち大好きおじさんカッコ悪い(笑)

どれだけ大人気ないんだよアストラさん。『家の妖精』は子供たちから尊敬されているけど、アストラさんはそうじゃないんだろうな。

「物づくりで重要なのは妥協と自己肯定」は今回の名言ですな。

安定のオチ要員がちゃんと締めてくれた、ほのぼの回でした。