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和尚の日記

マンガやゲーム、映画など自分が見たものの感想や紹介をしていきたいと思います。

雑記:『バナナマン』_彼らの労力比が9:1の秘密と、それを是正する方法

 NON STYLEやサンシャイン池崎、最近で言えばメイプル超合金など、お気に入りの芸人は多々居るが、最近特に気になってきているのがバナナマンである。『そんなバカなマン』や『バナナスクール』など、彼らは深夜番組で多数の冠番組を持つ売れっ子芸人だ。彼らが出演する番組はいつも楽しく視聴させてもらっている。極めて面白い芸人である、というのが自分の印象だ。そんな彼らの何が気になるのかというと、タイトルにも書いている通り、彼らの労力比についてである。ネタや企画構成などをどちらが考えているのが知らないので、目に見えてない部分を除いての話になるのだが、テレビで見ている限り彼らの労力は到底一対一という風には見えないのだ。

 

バナナマンというコンビと、その労力比

 バナナマンというコンビは、キノコヘアーとデブという特徴的すぎる外見を持つ日村 勇紀と、的確かつ鋭いツッコミと高レベルの無茶振りを放つ不敵な笑みが似合う男設楽 統で構成されている。どちらがツッコミでボケなのかは自分にもはっきりしていないが、労力比で言えば日村さんが9で、設楽さんが1なのだ。二人が出演している番組を見ていただければ分かると思うのだが、設楽さんの無茶振りをほぼ100%で日村さんは応えているのだ。二人の仕事を噛み砕いていうのなら、設楽さんの仕事は無茶振りを振ること、日村さんの仕事はそれに応えることと言っても過言ではない。

 彼らの冠番組である『そんなバカなマン』を例に挙げると分かりやすい。この番組はバナナマンバカリズムという仲良し3人組がバカなことをやるという番組である。様々な企画がある中で、いじられる役にあるのは殆どが日村さんです。設楽さんとバカリズムのふざけすぎた指示に完璧に従って新人女優たちと触れ合わなければならない『パシフィック・ヒム』や日村さんの面白写真を公開しあう『ヒムメッコ』、どんなことをされてもリアクションを取ってはならない『ノーリアクション柔道』など、日村さんが徹底的にイジられまくっている。そして率先してイジるのが設楽さんなのだ。設楽さんはMC側に回ることでイジられることはなく、ひたすら日村さんをイジっているのだ。

 イジるだけの設楽さんと、イジられ続ける日村さん。労力比は間違いなく、日村さんの方に偏っている

 

偏りの原因

 何故ここまで労力比は偏るのか? 日村さんが面白すぎるからとか、設楽さんが楽をしたいからとか色々考えることはできる。だが恐らくこの偏りが起こるのは、コンビ間での愛情によるものではなかろうか。

 バナナマンは意外と芸歴が長い。今はなき『爆笑オンエアバトル』でも、かなり早期から出場している。恐らく20年近くコンビを組んでいると思われる。そこまで長く続いているコンビの中で、相方をイジりまくるバナナマンは、珍しい側にあるのではなかろうか。同じような立場かつ芸歴を持つコンビとしてブラックマヨネーズが挙げられるが、彼らは相方のボケに対してツッコむという、言うなればオーソドックスな形で番組を進めている。ダウンタウンのような長い芸歴を持つコンビであっても、イジるのは最小限というイメージだ。

 別に仲が悪いからイジらない、というわけではない。ただ長いこと芸人をやっているおかげなのか才能なのか分からないが、『両方が面白いことを言える』ため、無理に相方をイジって笑いを取りに行く必要がないのだ。腕があると言えばいいのだろうか。当然、バナナマンにおいてもコンビ両方が面白いことを言える人間だ。別に無理にイジっても笑いを取りにいくことはできるだろう。

 だけど日村さんという強烈なキャラクターは、イジればイジるほど笑いを取れる存在だ。そして日村さんは、自分のポテンシャルを全力で引き出してくれるのが設楽さんだと分かっているのではなかろうか。もし彼が中途半端な面白さしか引き出してくれないのなら、日村さんはイジられるのを拒否することだろう。面白くないことに全力は出せないだろうから。

 設楽さんは日村さんへの愛情から彼を全力でイジり、設楽さんへの信頼感から日村さんは全力で応える。このようなコンビ間の愛情が、この労力比の違いを生んでいるのではないかと考える。売れている理由は当然面白いからだが、彼らが面白い理由はここにあるのかもしれない。

 

それでも設楽さんは楽しすぎ

 だとしてもやはり日村さんの労力比は群を抜いて高い。いや、この場合設楽さんの労力比が低すぎるのだろう。

 先ほどの『そんなバカなマン』において、バカリズムさんは基本日村さんをイジる側に回っているのだが、彼が大きな労力を払う企画も存在する。アイドリングが解散したため代わりのアイドルグループを探してあげる『バカリズムのアイドル探し』や『ノーリアクション柔道』などにも参加している。最近では底辺ユーチューバーのBUNZINと絡むというまるで罰ゲームのような企画まで出来たことから、彼が払うべき労力は大きくなっている。

 しかしどのような企画であっても、設楽さんの立ち位置は変わらずMCのままである。日村さんの腰が痛いのに何故か肩たたきの店に連れて行かれたときも、バカリさんがBUNZINと投稿動画を撮影しようとしてイライラしているときも、二人が自腹切ってクイズのヒントを手に入れているときも、設楽さんだけはMCの席に座り第3者的立ち位置で企画を楽しんでいるのだ。二人が平民なら設楽さんは貴族のような存在なのだT-STYLEというユニットを作ったときも、主体は常に日村さん。設楽さんはDJケミカル紛いなことをしている。つまり、ほとんど何もしていないのだ

 

労力比を直すには

 恐らく今後、日村さんの労力は減ることがないだろう。むしろ減るようなことがあったら、二人の仲が悪くなっていしまっているとも考えられる。なのでこれからもどんどんイジってもらいたい。

 しかしこのままでは労力比の観点から、二人の間に軋轢が生まれてくる可能性がある。だが日村さんの労力は減らせそうにない。ならば設楽さんの労力を上げる必要がある。朝の帯番組を持っている身としては辛いだろうが、今後のテレビではBUNZINのような底辺ユーチューバ―に絡んだり、または『クレイジージャーニー』に出てくるような秘境などに行ってもらおう。

 並では到底味わうことなどできない、多大な労力を設楽さんが負う。そうすればみんな大好きなバナナマンがずっと見られること間違いなしだ。

 

結論

 イジられてください設楽さん。