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和尚の日記

マンガやゲーム、映画など自分が見たものの感想や紹介をしていきたいと思います。

ネタバレ:3月2週、マンガワン木曜更新分作品(『ケンガンアシュラ』『テラモリ』『桐生先生は恋愛がわからない』『灼熱カバディ』)

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3月2週、木曜更新分のマンガワン作品のネタバレと感想について書いていきます。先週分のネタバレと感想はこちら↓

osyousama.hatenablog.com

ケンガンアシュラ

十鬼蛇 王馬VS呉 雷庵のトーナメント二回戦第二試合。

雷庵の一撃を受け、地に伏せる王馬。強烈な鼓動音が消え去り『前借り』が解けてしまいます。倒れる王馬を見て『神』の敗北を受け入れられない桐生 刹那は、憤怒の表情で王馬に声援を送ります。山下 一夫も王馬の惨状を見て思わずスマートフォンを取り落としてしまいます。審判も決着の声を上げようとしますが、暫定勝者である雷庵に止められます。彼は心から楽しめた闘いの礼として、王馬にトドメを刺そうとします。王馬に歩み寄る雷庵を見て、一夫は必死の声援を送りますが、王馬に起きる気配はありません。自らの無力を嘆いていた一夫。しかし彼は残虐な雷庵の『外し』が解けていることから、王馬との戦闘のダメージの結果『外し』がもう使えなくなっていることに気付きました。一夫の分析を称賛する雷庵は王馬に呼びかけますが、彼は反応を示しません。

その王馬は朦朧とした意識の中、今は亡き十鬼蛇 二虎の幻影と会話していました。二虎は『自分たちの闘い』に巻き込んでしまったことを謝ります。王馬は二虎との会話の中で、自らに囁きかける黒い人影の正体や二虎が死んだ理由、そしてその日自分が何をしたのかを思い出しました。二虎は雷庵の戦力を分析し始めます。二虎は存命時に幾度か呉一族と闘ったようです。平均的な呉一族と比較しても王馬たちの身体能力は劣っており、雷庵とはくらぶべくもありません。そのことを王馬自身も自覚しており、勝利を諦めていました。しかし二虎は自分より強い奴を倒すためにあるのが『技』であり『武』があると説きます。二虎の仇を討つためには生きて、復讐を果たせれば死んでもいいと思っていた王馬ですが、二虎は小さなことに拘るなと言い、『自分より強い奴がいるなんて許せねぇ』という王馬個人の理由で戦えばいいと諭します。そして二虎流は既に二虎の手から離れて、王馬の手に移った以上、王馬自身の二虎流を作っていくことを教えます。

二虎の声援を受けて立ち上がる王馬。それを見て一夫は歓喜し、呉 恵理央は称賛します。雷庵は勢いよく近づきトドメの一撃を放ちますが、王馬は二虎流の技でカウンターを放ち、反撃の狼煙を挙げたのでした。

 

感想

見飽きたくらいな王道。だがそれが良し。

よくよく考えれば二虎さんは王馬が生んだ幻影だから、二人の会話は物凄く長い独り言なんだけど、そんなことが気にならないくらい展開としては熱い。敗北を認めるなんて王馬らしくないけど、そういう軸のブレを修正してくれるのが師匠という存在だよな。死んだ父親代わりの師匠の助言、それ自体は王馬の想像だけど、ずっと見てきた人の真実に近い想像なんだと思うよ。今回で王馬のしがらみも説けて、今度こそ本来の王馬の力を見せることができるのだろうな。

ただ今回の話で問題なのが、王馬の中で『復讐』が戦う理由から消えたこと。それはつまり桐生 刹那に拘る理由が消えたことになります。それゆえ相対的に桐生刹那の立ち位置が軽くなります。仮に戦うことがあったとしても、復讐心からではなく今回二虎が語ったように、『自分より強い奴が許せねぇ』ということになります。でもこれは他の誰だろうと同じですから、別に桐生 刹那である必要がありません。逆に言えばこれで主人公以外の大番狂わせが起きやすくはなったかなと思います。

この雷庵に勝って、やっと元の傲岸不遜な王馬に戻るのかな。一回不意打ちで気絶させられた過去を帳消しにするんだ王馬!

 

テラモリ

よくつるむようになった平尾大橋三沢の三人。平尾は副店長の昇格試験を受けることとなり、その後三沢から告白されたのを機に付き合うようになりました。しかし激務に加え、研修や試験と資格の勉強があるためオフと言える時間がありませんでした。平尾の試験勉強中であっても一緒に居ようとする三沢ですが、平尾の口から出るのは服やら生地やらの話で、ムードもへったくれもありませんでした。三沢が頑張って部屋に誘いますが、平尾はさほど乗り気ではなく、そこに弟の定春からの緊急連絡もあって結局ポシャりました。その後も三沢はLINEで頻繁に連絡を取ろうとしますが、平尾の反応は芳しくありません。職場ですれ違っても一言で終わるような関係が続いていました。久々にデートの誘いを受けた三沢は、働いている平尾にどこに行こうか尋ねますが、仕事中という理由で何も話しませんでした。付き合っているのがバレると面倒だから職場では話しかけないという取り決めはしていたのですが、それが決定打となりました。以前のように自然に話せなくなったこと、そして平尾が『友達』以上の関係を築くつもりがないことを察した三沢は、平尾と別れることを決めました。平尾はあっさりとそれを承諾し、二人はあえなく破局となりました。

平尾と飲んでいる時、大橋は彼を罵倒します。大橋はいつもと同じ軽い感じでありながら、平尾の行動を咎めていきます。『女友達』は成立しないという持論から、平尾がズルズルと流してきたのがこの結果だと断じます。そして平尾は何もかも面倒になったのだと言い切りました。

面倒になったからと言われた平尾は否定の言葉を探しますが、大橋の言う通りだと認めます。仕事が落ち着けばと考えていましたが、むしろ彼は先の不安を考えないように仕事にのめり込んでいたのでした。

考え込む平尾に、定春が声を掛けます。「自分はもう大丈夫だから、兄がしたいことを思う存分やって」と。

 

感想

ここ最近の活躍で、俺の中の大橋の株がストップ高なんだけど。

ちゃらんぽらんな遊び人という印象は変わってないけど、平尾にはない余裕があるためか、平尾の背中を押すようなことを言ったり、反対に咎めたりする、良い友人のような印象が同時に出てきた。肯定だけでなく否定もしてくれる、自分のことをよく見てる凄い良い友人。それが今の大橋だな。それでも陽ちゃんへのセクハラ行動は許せねぇけどな

平尾と三沢はタイミングが悪かったと思うけど、それ以上に相性が悪かったんじゃないかな。平尾には問題児というか、相手の事情を考えずに行動できちゃう人間の方が合ってるんだと思うよ。陽ちゃんとかもうピッタリ。その点三沢さんは相手の事情や感情を汲み取って行動しちゃうタイプだからなぁ。最初から『何でLINEの返事よこさねぇんだこのハゲが!』って言える人間ならまた結末は違ったかも。

 

桐生先生は恋愛がわからない

恋愛感情というものに恐怖を覚え始めた思春期時代の桐生ふたば先生。しかし前回の浅倉 裕、通称『アサシン』との触れ合いにより、恐怖心とは違った感情が芽生えました。

自らが描いたマンガ『ぼっとく』のアニメの打ち入り(これから頑張ろうという、決起集会のようなもの)にて、桐生先生は監督である原島 猛と脚本を手掛ける北村 京介、通称『軍師』に挨拶します。桐生先生の表情が今まで見たことがないほどにこやかだったため、原島は驚きついつい警戒しますが、アサシンからの想いに応えるため、恋愛感情を持つ人たちに対して疑心暗鬼に陥りがちな癖をまず改めようと、自分なりに努力した結果です。

桐生先生は自分のアシスタントたちを紹介していきます。アシスタントの葉山はテンション高く軍師からサインを貰うほどのはしゃっぎぷり。席を外して桐生先生と軍師が二人きりになったとき、先生は一人遅れるアシスタントが居ることを軍師に伝えますが、その人物の名が『浅倉』と聞いた瞬間、軍師の表情が変わります。軍師は二人きりのときの呼称を改めることを提案します。それを聞いた先生は彼のことを『軍師』、軍師は先生の事を『ふたばさん』と呼ぶことに決まりました。下の名前で呼ばれることに慣れていない先生は恥ずかしがりますが、その時打ち合わせをしていた桐生先生の担当の岩城さんとアサシンが現れました。風邪を引いて仕事に穴を開けてしまったこと謝るアサシンですが、桐生先生は笑って許します。それを見て笑顔を浮かべるアサシンですが、それを不敵な笑みで見守る軍師。そして軍師が桐生先生にアサシンの紹介を求めます。

これにて、桐生先生を巡る二人の男が相対したのでした。

 

感想

前フリは終わった。本番はこれからだ!

ここから二人の男たちのバトルが始まるのだろうな。しかし現状アサシンエピソードが強すぎて軍師が一歩譲っている感は否めない。ここからの挽回が出来るかどうか、そこが大事。

ただ桐生先生はどっちかと付き合う気がガチであるのかが何より問題だけどね。

 

灼熱カバディ

ファミレスで話し合う部長の王城 正人と副部長、井浦 慶。話題は試合に出場するための残り一人の人員の確保と、部員の成長に関して。メンバーに関してはアテがあるという井浦の気がかりは、宵越 竜哉畦道 相馬という一年生コンビの成長であった。それについて王城に尋ねると「よくやってるよ」との声が。しかし部活の練習中には宵越にダメだししまくります。サッカーのやっていたときの、敵が集まる前に逃げる癖が働き、大量得点に繋がらないのだと指導します。宵越だけでなく、二年の水澄 京平伊達 真司にも指導をしますが、畦道にだけは特に指導はせず褒めるだけに留めます。負けを経験したことのある人間にしか分からないことがあるため、畦道には指導をしなかったようです。

王城と対戦した時の感覚を取り戻そうと努力する宵越ですが、上手くいきません。王城の技は経験と努力の賜物であり、宵越には彼に追いつけるイメージが湧いてきません。部活終わりに久々にネットの生放送をしようと思い立ちますが、そこに急遽王城がおかずを持って現れました。彼が現れたのは、全国に行くのはどんな人間なのか尋ねるためでした。宵越は『本気で全国を目指した奴』という答えは建前であり、実際は一握りの天才がいける場所であると答えます。不倒だと言われた宵越も全国ベスト4であり、自分以上の人間が居ることも認めていました。宵越と同じように、記憶がないぐらい昔からカバディをやっていた王城は中学の時、何度か海外で大会に出場したこともあるのですが、まったく歯が立たなかったようです。スポーツをやっている以上頂点に立ちたいのが普通であり、日本一になりたいという目標は常に王城の中に存在してました。そして宵越にもその気持ちがあることを確認します。宵越は否定しませんでしたが、王城に勝てなかったことを悔しがっています。しかし王城は自分の方が悔しいと呟きます。

王城が宵越の部屋から退出すると、そこにはランニング中の井浦が居ました。宵越と話した内容を確認する井浦。そして王城は練習試合を予定していました。関東ベスト4の『奏和』という高校のキャプテンと知り合いである王城は、練習試合の約束を取り付けていたのでした。

 

感想

やっと他校との試合か! 待ち焦がれたぜ!

部長の口ぶりからして、もう少し宵越君の過去話なんかもやるつもりかな。

それより畦道はいつ挫折を味わうんだろうな。スポーツ経験がないプレーヤーにはこの手のイベントは絶対必要だからな。

部長さんはナヨナヨした感じだけど、中身は闘争心グツグツなのがいい。やっぱ皆灼熱じゃなきゃね。

ただチームに必要な残り一人が、どんなキャラにするのか。ネット住民、ハゲ、筋肉、一見チャラ男、腹黒、虚弱。何を入れればバランスが取れるんだろうな。

やっぱヤンキー系のキャラなのかな。イキってるけど、弱み握られてて井浦にだけはビビってる、とかかな。

主人公の成長、残り一人の部員、そしてなにより試合など、楽しみなことが多くて見逃せません。