和尚の日記

マンガやゲーム、映画など自分が見たものの感想や紹介をしていきたいと思います。

ネタバレ:2月4週の『喧嘩稼業』_強いよ徳夫ちゃん!

2月22日発売のヤングマガジンに掲載されていた『喧嘩稼業』のネタバレと感想を書いていきます。

前回、試合開始前の『煉獄』を見事決めた十兵衛。40秒に及ぶ煉獄により対戦相手の佐川 徳夫にダメージを負わせながら、回復する隙を与えず試合開始に漕ぎ着けた十兵衛は、更なる行動に移ります。

トーナメントの前、十兵衛の師たる入江 文学の家で徳夫の試合を録画したものを見ていました。彼は日本拳法の王者に何もさせずに勝利を手にしていました。その秘密は些細な行動の変化から相手の心理まで読み取る卓越した眼と、圧倒的な打撃センスによるものでした。

文学は徳夫の対処法としてグラウンドに持ち込むことを示唆します。徳夫の打撃センスは相当なものであり打ち合いは厳禁ですが、日拳ではルール上、組技が疎かになっているそうです。グラウンドに持ち込むため組み付くこと。これが徳夫攻略の要のようです。その教え通り、十兵衛はダメージによって反応が鈍くなった徳夫から隙を引き出し、見事組み付くことに成功します。

二人の試合を見ていた者の内、陽側の大半は徳夫が試合開始前にダメージを負ったことはただの不幸だと考えているようです。しかし、前回十兵衛に惚れこんだ芝原の息子の裕ちゃんをはじめ、中国拳法の里見 賢治やシラットの櫻井 裕章は警戒や興味を抱きました。ダメージを負ったのは不幸ではなく、十兵衛の策略によるものだと考えているようですね。

唯一人、闘技者の中で唯一徳夫について詳しく知っている佐川 睦夫の見解は違っていました。

 

対佐川徳夫対策でやりたかったことを、高校生の十兵衛が決めました。しかし彼らが真に驚くのはここからでした

勢いよく組み付いた十兵衛を掴んで、なんと背負い投げたのです。徳夫は受け身を取れずマットに倒れ込んだ十兵衛の頭を踏みつぶそうとします。しかし煉獄のダメージもあって、十兵衛に間一髪避けられてしまいます。膝立ちとなり見上げる十兵衛と、傷つきながらも見下ろす徳夫。

その攻防のなかで、徳夫のセコンドの川上 竜は弟子入りしていたときのことを思い出していました。柔道で金メダル確実と言われた100kg超級の日本代表候補の川上を、佐川は見事に投げ飛ばしていました。日拳だけではなく、あらゆる相手を想定して、あらゆる訓練を積んでいるようでした。その強さにほれ込んで川上は弟子入りしたようです。

 

川徳夫が投げを使ったことに驚愕する文学。これは徳夫の事を事前に調べていた者たち全員が共有する驚愕なのでしょう。勿論、これは十兵衛も同様です。そしてその十兵衛を見下ろしながら、徳夫は確信します。この試合を勝利した時、自分はさらに強くなれることを。

相手の体力を削り、自らの体力の回復を図っていく徳夫。現在のダメージが逆転した瞬間を想像した彼は、殺意を伴った笑みを浮かべました。

 

感想

十兵衛の不意打ちを吹き飛ばす、徳夫の存在感。

前回の煉獄で出てきた十兵衛の勝ち目が、一気に吹っ飛んだ感じ。

ただ十兵衛の策があれだけで尽きたとは思えないので、まだまだ先が読めないですね。