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和尚の日記

マンガやゲーム、映画など自分が見たものの感想や紹介をしていきたいと思います。

ネタバレ:1月後半、二週間分のマンガのネタバレおよび感想

マンガ マンガ-ネタバレ マンガワン マンガワン-Helck マンガワン-IT'S MY LIFE マンガワン-グッド・ナイト・ワールド マンガワン-たくのみ マンガワン-ケンガンアシュラ マンガワン-電流少年 マンガワン-銀狼ブラッドボーン マンガワン-送球ボーイズ マンガワン-桐生先生は恋愛がわからない マンガワン-市場クロガネは稼ぎたい マンガワン-出会って5秒でバトル マンガワン-モブサイコ マンガワン-マギ シンドバットの冒険 マンガワン-テラモリ マンガワン-サツリクルート

お久しぶりです。

少々私生活が立て込んでおり、約二週間ほど更新が滞っていました。今回はその間に溜まったマンガのネタバレと感想を書いていきます。今まで一番の長文になると思います。2話更新されている分も一括にしていますので悪しからず。

2月1週分の更新については、また別の記事に書かせていただきます。

 

マンガワン

月曜日更新分

Helck

前回、城の防御を突破して『結界石』を安置している最奥へと到達したミカロス一行。しかしそこにはシン城に向かったはずのアズドラ様が待ち構えていました。

 

人間たちが侵攻を始める以前に、アズドラ様はホンとイスタの三人で人間軍の対策について話し合います。人間軍が結界石を狙う理由は城の防御力を奪うため、そして人間の国と空間移動で行き来することが出来る『ゲート』を結ぶためでした。ゲートを作れる術者の数は少ないため、捕獲すれば人間軍の大きなパワーダウンに繋がると語るアズドラ様は、術者を捕えるために一考を案じます。

シン城に向かったと思われていたアズドラ様。しかしそれは偽物だったのです。仮面とマントを捨て去ったその姿は……誰だ?

人間軍もその姿に困惑してしまいますが、ロココが耳を取れたと注意すると、姿を現したからは『いけね』という言葉と共に、仮面などと一緒に転がっていった耳を付けて、構えを取り、『わんッ!!』と叫びます。その姿は魔王決定戦の時からちょくちょく現れていた犬の人でした。今回の唯一のギャグポイントでしょうね。

 

アズドラ様の策に見事に引っかかったミカロスは、ウルムとトールを殺したのは己だと自白します。そして彼らの死ぬ直前まで和平を唱えていたと語り、その姿を嘲笑います。

いつもは涼しい笑みやらギャグのような表情ばかり浮かべているアズドラ様ですが、今の彼にはそのようなものは一切存在してませんでした。

お前は絶対に許さんぞ

その言葉と共に、アズドラ様は大きな木の根で攻撃を仕掛けます。まるで津波のような猛攻で、一瞬にしてミカロスに付従っていた二人の覚醒兵士を撃破しました。

ミカロスは移動術を連発することによって躱していきますが、次第に避けきれなくなり被弾していきます。そして足が根によって絡み取られ、アズドラ様の『樹槍』をモロに食らいます。

 

四散するミカロスでしたが、移動術でアズドラ様の背後を取り、その両手から『新世界の力』を放ちます。

直撃かと思われましたが、『新世界の力』を受け止めます。それに驚愕するミカロス。アズドラ様は何の感慨も抱くことなく『いつ触れても気分が悪い』と評し、ミカロスへと跳ね返します。何をしても傷つけれないと思われたミカロスですが、この一撃には流石にダメージを受けたようです。

 

ミカロスは他の勇者たち同様、自らが復活する可能性を示唆しますが、アズドラ様によって一蹴されます。復活できるのならもっと早く前線に出てきたこと、そして罠に嵌った瞬間自害していることを挙げて復活の可能性を潰しました。これにはミカロスも心中で肯定します。

アズドラ様も情報を搾り取るつもりのようです。殺すのではなく半死半生で閉じ込めると宣言します。

 

それに恐ろしいと述べるミカロス。しかしその恐ろしさは昔と同じではなかったようです。昔というのも、十年単位の話ではなく、未だ人間が多く強い時代の話のようです。彼が語るのは、人間が収める十の国で恐れられた一人の少年。魔剣を片手に勇者を切り殺し続けた一人の魔族、若かりし頃の帝国四天王のアズドラ様のことでした。

 

感想

アズドラ様カッコ強えぇ!

帝国四天王の肩書は伊達じゃないです。

この人と同格が後二人も居るなんて、魔族はどれだけ人材が豊富なんだ?

次はアズドラ様の過去バナに入るようですね。かなり壮絶な子供時代を過ごしているようですが、この人一体何歳なんだ?

 

グッド・ナイト・ワールド

ギルド『海賊団』の抗争に踏み切った『赤羽一家』。その騒ぎに乗じて、他のギルドも『赤羽一家』に宣戦布告をします。全てのギルドが『黒い鳥』に最も近いであろう『黄昏の丘』の奪取に燃えているのです。この事態に『士郎』は丘全域にバリアを張ることを指示します。バリアの威力を増幅する魔力増幅器を設置するため、二組に分かれて行動します。

 

イチ』は『あああああ』と共にアイテムを運搬します。久々に二人で遊べることに喜ぶ『あああああ』。『イチ』は遊びじゃないと窘めますが、これは遊びだと『あああああ』は言い切ります。その考えのせいで『あああああ』の実力は一家の中では最弱のようです。しかし、それはネトゲ廃人からの忌避感から来るもののようでした。廃人という言葉そのものがまず嫌いで、何より現実を疎かにしてニートや引きこもりをしてまでゲームを続けることに対して、死ぬほど軽蔑しているようです。

それを聞いて『イチ』は、嫌われたくないからか虚栄心からかは分かりませんが、自分は引きこもりではないと嘘をつきます。『あああああ』も『イチ』のリアルを知りつもりはないようですが。

 

そこで突然の腹痛に襲われる『イチ』。急遽ゲームからログアウトします。場面は現実に戻って、『イチ』から多一郎の視点になります。三日間飲まず食わずのせいで空腹を通り越して痛みを訴えてきます。食料を求めてリビングの冷蔵庫を漁りますが、その最中に弟の明日真と鉢合わせしてしまいます。『イチ』に合わせて、『あああああ』もログアウトしたようです。

金がないことやバイトをしていないことを責める様な口調で話す明日真でしたが、その後一転して料理を作ってあげます。多一郎が料理に口を付けたのを見計らって、外に出ることを提案します。散歩や自分と一緒に買い出しに行くところから始めようと。

 

その流れで出た『綾の墓参り』という言葉を聞いて、多一郎は食べてたものを吐き出してしまいます。強い拒絶の反応を示した多一郎に近寄る明日真。その心には確かに家族の情が存在していました。

 

一方ゲームの世界では、大艦隊が『丘』に殺到しました。戦争はもうすぐそこまで来ていました。

 

感想

家族に戻るための後一歩を見つけるのが、簡単そうで難しそうです。

次回はゲームに戻って戦争について描写するのかな。それとも兄弟の擦れ違いをもっと描くのか。

 

IT'S MY LIFE

おまけマンガを挟んで続いた今回。ノアに似た何者かの魔法によって記憶を失ったエリーゼ。その身柄は帝都の方へと移されていました。やはりオズ団長ローズ、そしてカイに対する記憶を失っていました。記憶を奪った下手人についての情報をカイから聞き出そうとしますが、彼の記憶にも混濁が見られました。そのことで落ち込むカイ。アストラならもっとうまく事を運んだはずだと。

 

記憶の喪失や混濁が魔術的な要員であると考えた団長は、呪医(シャーマンドクター)に見せることを決めました。ドクター・フィールグッドは団長が傭兵時代からの腐れ縁のようです。エロジジイですが、ビッグエルフ族という魔法に長けた種族ということもあって、二人の診断はすぐさま終わりました。その結果は呪いではなく強力な暗示によるものでした。簡単に解呪できるものではない様です。しかし、暗示ということから、記憶が消えたのではなく思い出せないだけというのは、不幸中の幸いだと語ります。

 

その後、カイがアストラの手紙をローズに書かせるという、彼を知る者からすれば天変地異に匹敵する出来事もあり、団長やローズも事態の大きさに気付いたようです。期せず二人きりとなったカイとエリーゼですが、この時エリーゼが自分の名前が何なのかカイに尋ねます。しかしカイはこれに応えることができません。何故ならカイは彼女のことを何一つ知らないからです。彼の脳裏に浮かんだのはただ一つ。大きなまな板だけでした

 

感想

カイがアストラのことを人に任せた、だと?

気を付けろ、こいつは偽物だ!

にしても最後のまな板はひでぇ(笑)

 

火曜日更新分

市場クロガネは稼ぎたい

おまけマンガでは、朝政生徒会の親族が登場しました。と言っても出てきたのは朝政エルザの家族のみ。イアラクーロンは作中でも描かれているような家庭環境なのですが、それを知らない会長とエルザの家族たちは二人について色々勘違いしてしまったようです。それも仕方ないとは思いますけど(笑)

珍しい敬語を使わない会長が見られるのはこのおまけマンガだけかもしれません。

 

本編では、外の世界の政財界の重鎮たちが集まるパーティーで、クロガネ主導の情報を集めていきます。どうやら新聞部のメイがビビるくらいの大物たちが集まるパーティーのようです。手がかりが顔写真のみなので見つけることは困難を極めますが、委員会の家族の元へと市場財閥の者たちが訪れているようで、主導の工作の余地を与えません。それは選挙に影響を与えないという依頼は最低限クリアしていることになります。

 

時間の経過は有利になると語るクロガネですが、そこに学円園のマコト達から連絡が来ます。クロガネ不在を狙って覇我カズト率いる『Dynast Road』が動き出したためです。急遽戻らなければならなくなったクロガネですが、自らの責任を放棄するような振る舞いはクロガネの母である市場キンカが許しませんでした。主導の情報が集まるのは明日か明後日になると聞かされたクロガネは先ほどとは違い、一刻も早く主導についての情報を集めようと行動を開始します。

 

そんな彼の前に現れたのは、第一話以降登場することのなかったお嬢様の、柿尾院レイコでした。勿論クロガネも彼女のことを覚えていましたが、過去に見た時より何かが大きく変わったようでした。恐らくクロガネが学円園に行っている間に成長したのでしょう。彼女の変化に興味を持ったのは確かですが、そんなことは二の次三の次。主導に関する情報を集めることを優先するクロガネは彼女の元から去ろうとします。押しとめるレイコと揉みあう内に主導の写真が落ちてしまいます。レイコはその写真に写る主導の顔に見覚えがあるようでした。クロガネは喉から手が出るほど欲しかった主導の情報を握っていると知ったレイコに詰め寄ります。彼女の答えは、『主導ではなく、彼は帝の人間』だというものでした。

 

主導はこのパーティーにも参加している、帝財閥の人間だったのです。

 

感想

やはりキーマンはお嬢だったか。

彼女もどうやらクロガネの言葉に奮起して努力したのでしょう。クロガネが目を見張る変化を遂げたようです。

そして絶対必要な情報を渡す役割も担っていましたね。しかしその名前は自分の知っている者とは違っていて。

島外を巻き込んだこの騒動はどこまで広がるのでしょうか?

 

出会って5秒でバトル

チーム戦が始まる直前、猿渡が彼らに忠告します。『チャンスがあれば容赦なく殺せ』と。

自分の能力(ボタンを縄に変える能力)のように弱い能力を持っている奴は、極力能力の詳細を知られたくないと考える。そして『他のモニターを殺してもペナルティはない』という最初の言葉のせいで、殺しに関しての箍が外れた人間が出ても可笑しくない、と言い切ります。

剽軽な性格と見た目をしていますが、ヤクザという職業柄、その手の人間を沢山見てきたようです。

しかしそれでも、5人の中で一番弱いのは(前情報の中では)間違いなく猿渡なので、当然一番命の危険があるのも彼ということになります。しかしそれでも自信満々な猿渡。彼が持つゲーセンのコインは、このような修羅場で彼を生きながらえさせてきた幸運の女神のメダルということらしいです。

 

そしてアラームが鳴り、テストが開始されました。会場は中央にリングが設置されていました。プログラムの内容はアナウンスで指名された人間が一対一で中央のリングで闘うというものでした。形式は柔道などの団体戦に近いものです。リングアウト、気絶、敗北宣言、死亡した場合のみ決着となります。

このルールに歯噛みするのが主人公の白柳 啓。『チーム戦』と『2時間の準備時間』という情報から、複数複数のテストを想定することは難くなく、メンバー同士の情報交換をするのは当然の流れであった。しかし団体戦ならば情報交換に意味はなく、2時間は全くの無駄であった。しかももし嘘を付いたり黙っていたりしても、衆人環視の仲での一対一なら隠し通すことも難しいのでした。このルールを考えた奴は相当に正確が悪いと確信しています。

 

その最中でもテストの準備は進んでいきます。初戦のメンツは猿渡と全身をシーツで包んでいる女性、香椎 鈴。対峙したことにより、5秒後にテスト開始となります。その最中、香椎が猿渡に話しかけます。『リタイアしてくれない?』と闘いたくないが負けたくない。だからリタイアしてくれと要求してきます。しかし猿渡も頷きはしません。その布が何か意味があるのか、または油断しているところを刺されるかもしれないと警戒しています。その言葉を受けて布を取り去ったその体は、薄いネグリジェ1枚で覆われているだけでした。そしてリタイアしてくれたなら、物陰でたっぷり『お礼』はしてくれるとさらに交渉を続けました。それを聞いて顔を赤くして慌ててるのは主人公陣営の紅一点のユーリ。その交渉術に感心するのが啓でした。ヤンキーの霧崎 円も何か思うところがあるようです。

 

その交渉を鼻で笑う猿渡。その毅然とした様子にホッとした様子のユーリと霧崎。要求を受けるかもしれないと不安だったのでしょう。だからこそ次の『その提案、悪くねぇ!』という猿渡の発言に激怒しました。しかし彼が言った悪くないというのは、『闘わずに一方がリタイアする』という点に関してでした。そしてたて続けるように、自分の能力は相手を殺しかねないような能力だとハッタリをかまします。そして幸運のコインを取り出し、『コイントスによって負けたほうがリタイアするのはどうか』と提案します。自分の弱い能力を隠し、勝ち目の薄い危険なサシの戦いより安全な50%の勝率の戦いに持ち込もうとします。ユーリ以外のチームメンバーも狙いに気づきその戦術を評価しますが、啓だけは何かが引っかかる模様。

 

しかし香椎はその提案に乗り、コイントスは行われます。猿渡は自分で作ったこの流れに笑みを浮かべます。いかなる手段を使ってでも生き残り、自分を誘拐した組織に取り入ろうと決意します。そして宙に浮かぶコインを掴むため視線を相手から切った瞬間、その胴体は無数の巨大な針のようなもので貫かれていました。そして彼の手から幸運の女神のコインは滑り落ちていきました。

 

感想

死臭がプンプンと香っていたから、ヤバいと思ってたんだよ。

油断していないつもりはなかったんでしょうが、未来を見て目の前の危険を見なかったのが失敗でしょうね。

まあこれで身を持って自分の言葉が大事だと教えてくれたんで、先生としてはかなり優秀だったといえるでしょう。

申年始まってすぐに猿顔の彼が消えるのは、少し縁起が悪いですけど(笑)

 

送球ボーイズ

遂に始まった1年対2年の学年対抗戦。形式は20分ハーフの試合で、この結果から新人戦のメンバーを選ぶようです。ハンデとして1年には予め5点与えられていますが、それが2年と1年の差なのだと思われます。

試合は2年のボールからスタート。パスが一巡してから、2年の攻撃が本格的に始まりました。右45(ポジション名)の長谷川 宙にボールが回ると、一気にゴールに向かって直進していきました。未だ距離のある段階で、ジャンプシュートを繰り出す長谷川。その高さは1年たちの壁を悠々と超えて、ボールは1年ゴールの隅に突き刺さりました。そのジャンプ力と打点の高さは県内でもトップレベルであるようです。性格は少し難がありますが。

 

キャプテン大月の『身長がデカい奴が勝つスポーツ』という言葉を実践するように、激しいディフェンスを行う2年生チーム。その大きさからエイトのジャンプシュートは無理と判断する。自らもシュートを放つが、大月によってコースを絞られた状態では簡単にキーパーに止められてしまいます。

一方、一年生チームも長谷川のロングシュートを阻止するため、守備で工夫を見せます。『1-5ディフェンス』というバスケットでいう『ボックス&1』のような陣形でロングシュートを封じます。しかし六人で守る所を五人で守る必要が生まれ、一人ひとりの負担が増加します。

特に初心者であるエイトの負担は大きく、そこから攻撃されて点が決められてしまいます。エイトの負担ばかりが大きくなるような陣形に疑問を持った大月でしたが、それを無視してエイトを穴としてサイドシュートで攻め立てます。

ロングシュートを封じますが、サイドからの攻撃を防ぐことはできず、いつの間にか9対6で逆転されていました。

 

前半終了間際、凪はタイムアウトを申請。コートアウトしたエイトに『どうなんだ?』と尋ねます。

その質問にエイトはこう答えます。『覚えた』と。そう、エイトの所からばかり責められていたのは、エイトの目前で2年生のシュートを見せるためだったのです。

エイトが学習を終えた今、点を取り返すため、勝利するため、1年生たちは再びコートに向かいます。

 

感想

勝負はここからだ!

実際ここからエイトがどう立ち回るのかが最重要ポイントだよな。試合中は流石に脱がない大芽にもどうか見せ場を。

しかし5点のハンデがいい感じに打倒でビックリした。でも一点取る間に9点取られたのは流石にやばいよな。ディフェンスしっかりしないとな。

 

水曜日更新分

たくのみ

真ちゃんが就活で悩むお話。自分が実際に経験したこともあって、今回は共感できるお話でした。お酒のマナーで気を付けなければならないことが多いというのは、本当面倒なんですけどねぇ。

しかし、気にしすぎて本末転倒なのが悲しくも面白い回でした。

 

銀狼ブラッドボーン

ベナン中佐が交渉をしようとしますが、すげなく英雄ハンスにすげなくあしらわれています。それどころか全てを話すことが交渉する前の最低条件だと逆に脅されてしまいます。その圧に押されて話すことを決めたベナン。ハンスの息子が軍人だというのに、軍人そのものが嫌いということを告げると、『今、息子の話をする必要はない』と一蹴されてしまいます。ハンスとその息子はどうやら不仲のようで、なおかつ有名な話のようです。

話は戻り、グリムと軍の関係性から話そうとしますが、その前にハンスが問いただします。『グリムを世に送り出したのは、軍か?』 と。その質問に驚くベナン中佐の様子から、それを真実だと確信します。新聞社での演説がまるで当事者のような語り口であったため、疑惑を持ったようです。そうなると軍の行動やグリムに対する知識などにも説明が付くというのが、ハンスの疑惑を後押ししました。そしてグリムの『アスピレイ第三研究所を調べろ』という発言は、彼が居た施設だったのではないかとも疑います。考えうる中で最悪なものを選んだ予想でしたが、ベナン中佐はそれを真実と認めました。話は研究所で行われていたことに及びます。そこでは非人道的な人体実験が『ある兵器』を作る目的で行われていました。『ある兵器』とは吸血鬼を根絶やしにするためのもので、吸血鬼の食事に混ぜる毒だったようです。

 

場面は変わり、秋水ココウィルの食事風景。

そこで秋水がココウィルに疑問を投げかけます。『人間の血を飲みたいとは思わないのか?』と。答えは、ある、でした。実際に飲んだことはないが、血を見たり臭いを嗅ぐと吸血衝動に襲われるようです。半吸血鬼であるココウィルは普通の食事で賄うことが出来るようですが、人間が恐怖の対象でしかなかったころから食事の対象として見ることは出来なかったようです。

ココウィルは、もし自分が人間の血しか口に出来なかったとしたら、餓死する寸前であっても血を飲まずに居られるのか、という疑問を抱いています。そして吸血鬼の中にも同じような者が居たのではないかと考えています。そして、記憶を失ってしまったため他の吸血鬼を知らないココウィルは、秋水が会ったという吸血鬼に会いたいと望みます。

 

再び場面は変わって、とある大学。

そこには吸血鬼の王ファウストと、傷ついた老人の姿がありました。その老人こそがアスピレイ第三研究所初代所長のフォン・マクミランでした。ファウストはマクミランを責め立てます。マクミランが作った兵器のせいで35年前の対戦が起こったようです。そのファウストの背後に二つの人影が。それはニルラムミンスという今なお生き残った二人の吸血鬼でした。二人が回収した研究データを用いてファウストは『変化』を求めているようです。大学を放火した後、グリムを捕獲するためファウストたちは動き出します。彼らの夜を取り戻すために。

 

感想

ベナン中佐どうなるんだろ?

この世界における噛ませ犬ポジションの軍隊で珍しく生き残ったキャラだから気になるわ。

吸血鬼の食事って、間違いなくアレだよなぁ。何だろ、ニンニク注射とかかな?

 

マギ シンドバットの冒険

アールマカンシャルルカンの二人が対峙する。ガフラーはアールマカン王政を誹り、ナルメスはそれに激昂しますが、当のアールマカンに止められます。そして堂々と王としての責務と覚悟があると毅然とした対応を取ります。しかしそこにシャルルカンの一声が。そして棺に彫られた名が自分であると宣言します。名前を彫る棺技師から聞き出したためそれを知ると宣言します。その言葉に喜ぶ前王妃パトラとガフラー。そしてアールマカンは王の誇りを忘れたシャルルカンの行動に激怒します。そしてアールマカン一行が去った後、パトラとガフラーはシンドバット一行に迷宮討伐を命じます。それを了承するシンドバット。上機嫌でパトラとガフラーが去ったあと、そこに残ったのはシンドバット一行とシャルルカンでした。

シャルルカンは常にパトラとガフラー監視されているため自由な言動が出来ない立場にありました。しかし二人の注意が叙任式など目先のことに逸れた為行動することが出来たようです。そして先ほどのシャルルカンの発言は嘘だということを伝えました。そうしなければ誰も迷宮に近づけなかったためです。シャルルカンは改めてシンドバット一行に迷宮討伐を依頼するのでした。

 

感想

久しぶりの迷宮回になりそうですな。

しかしシンドバットの迷宮もこれで三つ目だっけ?八個しかないからペース考えないといけないんじゃ?

あ、でも姫様が攻略する回でも作ればそれだけ尺稼げそうだな。

 

電流少年

今回は4コマではありません。普通のマンガのように、デジカメ君が家に来た日を描いています。随所にはやはり4コマギャグを散りばめています。未だそのクオリティは下がっておらず、楽しめています。PC兄さんはやはり頼りになります。

 

木曜日更新分

ケンガンアシュラ

試合前日の夜。ゲームの景品として急に現れた息子の名前に、驚愕を隠せない山下 一夫十鬼蛇 王馬もその名前に聞き覚えがあり、なぜその名前が今現れるのか一夫に問いかけます。一夫にも明確な答えが出せませんでしたが、答えはゲームの提案者、呉 恵理央から齎されました。一夫の長男である山下 健蔵こそが呉一族の雇用主『アンダーマウント社』を立ち上げた人物なのです。それに驚愕する一夫。しかし恵理央は呉一族を騙したとして健蔵を殺すことを決めたのです。ゲームとは、恵理央は王馬が次の対戦相手である呉 雷庵を倒すことが出来れば健蔵を見逃すというものだったのです。

それを聞いていた雷庵は一夫に『負けても不良債権を処分できる』という発言をします。それを聞いた一夫は怒りを露わに反論しますが、『10年間何もしなかったくせに何父親面しているんだ?』と問いかけ、更に一夫の罪悪感などを責め、嬉々として傷口を抉りに行きます。耳を塞ぐ一夫の前に立ち、雷庵の言葉を遮る王馬は挑発を返し、一触即発の空気が生まれます。恵理央がその場を収め、翌日の試合でケリを付けることが決まりました。

 

場面は現代。試合の直前。リングに向かう途中の廊下で王馬は一夫に話しかけます。勝利宣言をし、一夫に背を向け悠々と歩を進めます。その背に向けて一夫は懺悔のように、健蔵と向き合わなかった自分の罪を告白していきます。己が毅然とした態度を取っていれば回避できたのではないかと。それが出来なかった自分は父親失格だと。しかしそれでも健蔵を見捨てるなんて出来なかった。

頼む王馬さん!! 呉 雷庵を倒してくれ!!!

一夫の叫びを背に受けて、王馬は入場を果たします。挑発の言葉を掛けあう王馬と雷庵。それを見た恵理央は王馬の死を確信します。他の呉一族の面々も呉 カルラの傍に居ます。恐らくカルラの暴走を止めるための人員だったのでしょう。しかし予想に反して落ち着いた様子で会場の様子をTVで見るカルラ。彼女は王馬の様子を見て、以前とは違うことに感づきます。

十鬼蛇王馬と呉 雷庵。ここに二虎流対呉一族の対決が相成りました。

 

同時刻、日本の山下邸。

そこは野次馬に囲まれていました。どうやら爆弾騒ぎが起きていたようです。それに山下健蔵は疑問を持ちました。ネットのどこにも爆弾についての情報が流れていなかったからです。窓から外を覗くと、野次馬を抑えていた警官隊の瞳は呉一族のそれでした。これが呉一族の仕業だと気付いた健蔵はすぐさま防弾シャッターを下ろしました。健蔵が密かに家を改造していたのです。それに驚愕したのが建設中のビルで健蔵を監視していた風水呉 変造風水の目から見て、シャッターは戦車の装甲に匹敵するものだったようです。それを聞いて変造くんがすぐさま対戦車ミサイル持って来ればよかったと嘆くのが、呉一族らしかったです。しかし彼らはあくまで監視組。主力はあくまで地上組であった。地上組の目的は健蔵の身柄を確保したのち、殺害すること。そのために地上組は呉一族奥義の『外し』も使用するようです。それだけ呉一族は今回の件、本気のようです。

 

舞台は再び拳願絶命トーナメント会場。そこでは試合開始の合図が告げられていました。それを観戦していた護衛者二番隊隊長、吉岡は試合前日の王馬との訓練について思い出していました。そのとき王馬に告げられたのは、技のキレが良すぎて、心身のバランスが崩れているということ。そのキレを完璧にすることが出来ればより強くなれるとも。それを思い出し、やはり王馬は自分とは違う人間だと吉岡は悟りました。

試合が始まったリングでは、雷庵が殺意を高めていました。その殺気は一夫を恐怖に陥らせるのに十分なものでした。王馬に殴り掛かる雷庵。しかしそこには王馬は居らず、逆に王馬から二虎流・鉄砕という反撃を貰いました。それが二回戦第二試合の開戦の狼煙となりました。

 

感想

十鬼蛇王馬、お前が主人公だ。

実際、久々の主人公活躍回。第一部の最後にあっさりと気絶させられて、むしろ落ち目だったからここらへんで主人公としての株を上げねばな。この戦いに勝利して、強キャラポジションと一夫の息子の命を救ったという実績を作ろう。

 

テラモリ

平尾が徳益店長からのお言葉を頂いた後のお話。

復調した陽ちゃんが、平尾にシャツの採寸テストを申し込みます。陽ちゃんのやる気は十分。しかし前回のお話のようなこともあり気まずい態度の平尾。それでも陽ちゃんの勢いに押されテストを行う事に。テスト中であっても疲労からボーっとしてしまう平尾ですが、そのようなことを知らない陽ちゃんはテストの一環だと考えてしまうようです。大分平尾に毒されてますね。そして始まったテストですが、平尾の方も自分の行動のせいで陽ちゃんが手間取っていることに気付きますが依然ぼんやりと思考してますが、視線が陽ちゃんの胸元に行ったことから意識がハッキリとしました。制服とは違い私服なので肌色多目のせいだと思います。

その後のテストは順調に進み、陽ちゃんは見事正解しました。そのままついついいつもの調子で指導してしまった平尾ですが、そこで陽ちゃんが試験期間中であったことに言及します。そこで怒られると思った陽ちゃんでしたが、予想に反して平尾からは謝罪の言葉が出てきました。今まで無理をさせすぎたと謝る平尾でしたが、それに陽ちゃんは猛反発。むしろ自分を気遣ってくれているのだと平尾に言います。そこから『売上の鬼』やら『超絶スパルタ』やら『大っ嫌い』などの本音を平尾にぶちまけていきます。ついでに大嫌いという言葉に平尾も少々ショックを受けています。しかし陽ちゃんも平尾のスパルタのおかげで助けられているようです。だから謝るのはお門違いだと陽ちゃんは告げます。

その言葉を受けて平尾は、謝罪ではなく感謝の言葉、ありがとうを陽ちゃんに述べます。営業中以外見たことのないようないい笑顔で。その笑顔を見た陽ちゃんは思いっきりビビって引いていますが。そのまま帰りそうな陽ちゃんを押しとどめて平尾は話を続けます。無理に頷かず、不安なことは遠慮なく言い、そしてきつかったら俺に頼ること。その三つを陽ちゃんに伝えます。

それを聞いた陽ちゃんは、これまた満面な笑顔で、平尾に感謝の言葉を口にします。それを見た平尾は呆然とし、そして頬を染め上げていきました。

 

感想

先に春が来たのは平尾の方だったか!

堅物の男を笑顔で落とすなんて、陽ちゃん……恐ろしい子

しかし7歳差か。まあ大したことない壁ですね。愛の前には(笑)。

休載おまけマンガでは、感想コメントについてネタにしてるので、みんなもドンドンコメントを書こう(ステマ)

 

桐生先生は恋愛がわからない

急に朝倉 裕、通称『アサシン』と北村京介、通称『軍師』の二名に告白(染みたもの)を受けた桐生 ふたば先生。英語のことわざに例えて表現してしまうほど、その心境はどんよりとしていた。 大晦日の大掃除の最中でもその心は晴れることはなかった。夜になると親友の栗沢 晶子、通称『アッキー』と熊川 花枝、通称『テディ』の二人が家を訪れ、年越しパーティをやることになりました。二人が来てもなおテンションは低かったですが。

 

会話の中で、話題は自然と恋愛のほうにシフトしていきました。矛先が向くと、途端に歯切れが悪くなる桐生先生を見て、アッキーは恋愛感情理を解するために面倒くさい事態に陥ったのかと推測します。桐生先生はその誘導尋問染みた質問に墓穴を掘ってしまいました。問いただされ桐生先生は二日連続で告白されたことを暴露することとなりました。面白がる二人を見て、笑いごとではないと絶叫します。アサシン君の真意を確かめようとしたら、最悪セクハラになりかねないことを危惧します。恋愛経験もすくないだろうから勘違いしている可能性もあるだろうと述べると、アッキーから『アンタ皆無だろ』というありがたいアドバイスもいただいています。

 

アサシンがだめなら軍師と付き合うのかという問いにも、NOと答える桐生先生。しかしそこでもアッキーから『まずはお友達から、っていう形で付き合うのもありなのでは?』というアドバイスが。『プライベートで親しい男が出来れば、恋心に近い感情を実感できる可能性がある』とも。その行動に少し忌避感を持った桐生先生だが、先生の内面と向き合ういい機会だともアッキーは言います。そのまま年を越し、時は過ぎ、来たるは1月3日の仕事初めの日。それはつまりアサシンが来訪する日ということでした。

 

次の回では、急に桐生先生とアサシンの二人が神社に居る姿が映ります。なぜそうなったのか。時間はアサシンの出勤前に戻ります。アサシンはいつも出勤時間の15分前には姿を見せるため、二人きりになることを警戒します。インターフォンが鳴るので恐る恐る確認すると、そこには他の二人のアシスタントである東 雲桜、通称『さくちゃん』と佐々木 照美、通称『テルさん』の姿が。アサシンより先に二人が姿を見せたことに不審がる桐生先生であったが、二人の後ろから姿を現したのは件のアサシンでした。どうやら通勤途中に職務質問に遭っていたようです。彼の風貌のせいで頻繁に職質されるようです。こうして二人きりになることなく仕事は始まり、そして仕事中も二人きりになることはありませんでした。

 

仕事終わりになるとテルさんの発案で、四人全員で初詣に行くことになりました。桐生先生は乗り気ではありませんでしたが、アサシンの眼力に負けてしまい渋々初詣に行くことになりました。そして初詣が終わったあと解散となりました。そのとき帰る方向が同じ桐生先生とアサシンが二人一緒になったのです。これが今回の冒頭に繋がるのです。帰りしな、あのときの発言について気にしていた桐生先生だったのですが、アサシンが何も言わないことから特に深い意味はなかったのではと考えるようになりました。しかし、そこで急にアサシンから謝られます。その謝罪の意味を聞くと、『この前、桐生さんに、好きだって言ったことです!』。

 

何もないと安心していた所に、桐生先生は不意打ちを食らってしまったのでした。

 

感想

暗いけど男らしいぞ! アサシン君。

今回の切り方からして、次回もアサシン君のターンかな。その次は軍師のターンとして、いつアサシンと軍師はぶつかることになるんだろう。まあまず先生にマジで恋愛する気があるのかどうかが大事なんですけどね。

 

金曜日更新分

モブサイコ

再びボスの元へと戻ったモブ。その判断を正解と言うボス。逃げても爆発に飲まれるだろう。ならば爆発を起こす前にその爆弾である自分を殺すことが正解だと。しかしモブはその言葉を無視しボスの元へと近づきます。そしてバリアで自分とボスを包み込みます。モブの狙いは爆発を止めることでした。しかし起こる爆発はバリアの一枚や二枚でどうにかなるものではないようです。このままではボスを倒すことのみならず、助けようとした仲間や自らを護ることすらできないようです。ボスはそのモブの判断に疑問を持ちます。モブの力があればもっと上手くやれるだろうに、と。しかしモブはそんなことはないと否定します。期待を裏切られることもあるし努力が実らないこともある。伝わらない人だっている。それでも大事な部分を自分で選んで生きてさえいれば、自分の人生の主役は自分だとモブは言い切ります。その人生の中で生まれたつながりを大切にする。それは嫌いな相手、例えばボスも例外ではありません。一人で苦しんでいるなんてのは可哀想。だから助けると、モブは『優しさ』を発揮します。

 

それを受けてボスも過去に思いを馳せます。そこには妻と息子のショウが居ました。妻はボスに優しさを求めていたようです。しかしボスは組織の統制に力を使いました。そこには優しさが存在しませんでした。妻は超能力では人の心は動かせないと説きますが、ボスは力さえあれば人はついてくると断言します。その考え方の違いから、妻はボスの元から去っていきました。

ボスはいずれ妻を迎えに行こうと思っていたようです。世界を支配したらまた会えるとも。しかしその生き方が間違えていたとモブに触れてやっと気づいたようです。最後のけじめとして自害しようとしますが、モブに阻止されてしまいます。『大事な気持ちならちゃんと伝える必要がある。ここで終わらせちゃダメだ』と。しかしこのままでは爆発する可能性があります。そこでモブは自らの身体をエネルギーの受け皿にすることによって爆発を抑えられることを思いつきます。ボスは不可能だと判断しますが、モブはそれを実行します。

エネルギーを吸収して苦しむモブ。ボスも腕を振り払おうとしますが、それでもモブは腕を離しません。そしてそのまま吸収が終わったのか腕を話すと、モブの胸の当たりから爆発が起こりました。爆風は霊幻や弟の律たちを吹き飛ばし、そして爆心地からは巨大なキノコ雲が立っていました。

 

モブは河原道を歩いていました。そして辿り着いたのは一軒の家。そこで夢は覚めました。そこには霊幻と律、テルが居ました。モブが起きたことに気付いた彼らはさらにモブを掘り起こします。モブの身体が地中から出してすぐ彼らはその場からの脱出を始めます。いつの間にか彼らの傷は全て癒えていました。足元はコンクリートではなく、空も何かに覆われていました。どうやら何かの建造物のようなものの中に居るようです。ボスも同様に埋まっていましたが、それらはすでにボスの仲間たちの手によって助け出されていました。

外に出ると既に日は沈んでいました。爆発が起こって4、5時間経過していたようです。一体どうなったのか?爆発が起こったとき、その爆心地に何かが起こったようです。その何かとは、というところでお話は終了しました。

 

感想

やっと終戦か。長かったなぁ。

でもここからこの建物のようなものの説明やら何やら、まだまだ続きそうな雰囲気。これで連載終了かとも思ってたからね。安心したような、不安のような続き方です。でも期待して待ってます。

 

サツリクルート

棗 はじめは人を見下すのが好きな人物だった。そんな彼だがある日友人が自殺する姿をその目で見ることになった。自殺の理由は棗が教えた財閥の裏情報が得られるサイトに書き込みしたことにより、『財閥侮辱罪』となって前科が付いたためでした。飛び降り自殺した彼の姿を、彼はビルの上から見下ろしていました。

 

舞台は戻り、就活会場。発表者としてステージに立っているのは、タイムキーパーだったはずの棗 はじめでした。それこそが棗が悪魔から貰った能力『立場交換(エクスチェンジ)』でした。これは人間の位置と立場だけでなく、評価を交換することも出来るようです。評価や立場が違いすぎる相手、例えば面接官と就活生のような間柄の場合は交換することはできないようですが、その力は集団面接のような多人数の試験では絶大な効果を発揮しうると言えるでしょう。そして彼がこの面接会場に居るのは、悪魔から蓼丸 カズヤを殺すよう依頼されていたためだったのです。

棗はその能力を使い、タイムキーパー時の悪評を捨て去り、なおかつ発言者としての地位を奪い取りました。棗はそこで必勝を確信しました。カズヤに何もさせず封殺することができ、なおかつ彼はカズヤすら知らないカズヤの能力『消去(デリート)の弱点を知っているのでした。

棗が発表をしようとすると、カズヤは発表を遮り補足をしようとします。グループディスカッションでは悪手だと言えますが、棗の暴走を止めるための苦肉の策でした。しかしその足掻きも棗の『立場交換』によって潰されてしまいます。棗のふざけた発言は『消去』されたようですが、彼の計画は順調に進んでいます。

悪魔の協力によってカズヤと同じ班になってGDの議論を潰し、発表者の立場を乗っ取ってグループそのものを落選させる。自分自身は目ぼしい人間と『立場交換』し合格して生き延びる。これこそが彼が考えた計画でした。計画の為に時計を放棄したが、彼はあらゆる就活試験に対応するために秒刻みで時間を把握する術を身に着けていました。そして彼は計画の最終段階として、財閥を『侮辱』し始めました。

 

これはカズヤを確実な死に追いやるため、『財閥侮辱罪』という重罪を与えるための発言だったのです。彼はカズヤに死を与えるためだけに悪魔から能力を与えられた人間でした。悪魔のシトリーから能力の説明を受けて最初は拒否した棗。ですがもう一度人の死が見られる、高い所から人を見下せる快感を得ることが出来るという言葉に酔わされて、悪魔と契約しました。

血に塗れたカズヤの姿を想像しながら、彼は3分の発表を続けていきます。意気揚々と発言を続けていく棗でしたが、その発言をカズヤは『消去』し、そして同時に含み笑いを浮かべます。それを笑みを見て棗は能力発動の意図を読み取ろうとします。例え『消去』しても、消し切ることが出来ないほどの悪評が存在しているためです。面接官に促されて発表を続ける棗でしたが、再び『消去』されてしまいます。そこで棗はカズヤの目的が『悪評の軽減』であると推測します。僅かでも罪を軽くし、生き延びようと足掻こうとしていると判断します。カズヤの能力の弱点を知っている彼は、それを無駄な足掻きとも。

カズヤがまた『消去』しようとします。しかし彼の能力は発動しませんでした。何故なら彼が悪魔を裏切った代償として、『消去は四回しか使えなくなってしまったのです。彼の武器はなくなってしまったのです。これで妨害する者がなくなった棗は三分ギリギリまで財閥批判を続け、最後の最後に自らの立場をカズヤに押し付けようとします。刻一刻と迫る三分のリミット。それが残り三十秒といったところで、面接官により棗の発表は止められてしまいます

 

これに驚愕するのが棗。自らの体内時計に絶対の自信を持っていた彼は、動揺を露わにします。また面接官も発表を棗の独断と判断し、カズヤたち8班に別の発表者を立てることを許可します。棗はまだ発表の時間があったと面接官に訴えますが、三分は経過していたし、また時計を付けていない棗に時間が計れるはずがないとして、訴えを退けます。どうしてこうなったのか思考する棗。そこで思い出したのが、カズヤが連発した『消去』。これは発言を消すのが目的ではなく、棗の体内時間と実際に進んだ時間の間に齟齬を生むことが目的だったのです。カズヤの策に見事に嵌ってしまった棗は間違いなく不合格になることでしょう。しかし、彼はその不合格をカズヤに押し付けるため、立場交換を発動しようとし……。

 

感想

『立場交換』マジで強いだろ

少なくとも集団面接では最強に近いんじゃねぇの?あ、でも誰が一番優秀か気付けなければ無駄だな。自分じゃ使いこなせそうにないな。

ただこの状態からカズヤがどう立ち回るのか気になります。次回も楽しみだ。

 

 

以上で終わり。今回は疲れた。