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和尚の日記

マンガやゲーム、映画など自分が見たものの感想や紹介をしていきたいと思います。

ネタバレ:『桐生先生は恋愛が分からない』『Sレア装備の似合う彼女』『劫火の教典』 の感想(マンガワン新連載分)

あけましておめでとうございます。和尚です。

元日から失礼いたします。

本日は残りのマンガワン新連載分の三作品の紹介と感想を書いていきます。

ネタバレ多分なのでお気を付けください。

 

 ・桐生先生は恋愛が分からない

恋愛感情がまったく分からないくせに、アニメ化までするほどの大人気ハーレムラブコメを絶賛連載中の女性マンガ家、『桐生ふたば』が主人公。

世間のぼっちを自称する奴らを内心侮辱していく彼女。しかし彼女が描いているものこそが、その

恋愛感情を抱いたことがなく、また女性は恋愛好きだという世間の風潮も嫌う彼女だが、それでも作品のため恋愛感情を理解しようと努力を決意する。

 

第一話なので未だ掴みきれていないが、恋愛を経験して、主人公が人としてマンガ家として成長するお話だと思われる。

 

感想

真のマイノリティーとはどういうことかを語りかけてくるような作品だった。マイノリティに対するマジョリティの押し付けが、どれほどウザいものかも。

だが同時にくどさも感じる。『俺の方が少数派』『いや俺の方が』と、まるで不幸自慢のようになっているので、余りしつこくやらない方がいいとも思う。描きたいのがそれならば仕方ないけど。

 

序盤のカラーページには、ぼっち系ラブコメマンガが展開されているが、それがアニメ化した主人公のマンガ、通称『ぼっとく』である。最初別のマンガを開いてしまったかな?と思うほど紹介分と違う中身が現れたので、第一話の掴みとしては十分かと。

 

主人公周辺の登場人物はとてもいい感じでした。

友人二人とも、大学卒業後も長く付き合えている点からも、いい友人関係を築けているのが察することができて良かったです。

リアルぼっちならもう……

 

というか編集がクソ有能だった

無理やりではなく話術で、やる気のない作家に売れる作品を描かせる。これだけで十分有能です

笑顔も崩さないし、飴も鞭も挑発も使いこなして、作家さんに描かせているんだろうな、というのが窺えました。

 

おそらく編集部の中でもヒットメイカーとして名を馳せているのではないでしょうか。

 

最後にやっと攻略対象(男)が現れましたが、未だ恋愛の取っ掛かりすらない現状。どうお話が転んでいくのか。

先が気になる作品です。

略称は『きれない』とかになるんですかね?

週刊少年サンデーで連載してらしたようです。前作はこちら↓

 

 

 

・Sレア装備の似合う彼女

『桐生先生は』がテンプレ否定からスタートしたのに対し、こちらはまさにテンプレ的なスタート。

節約、というより低コスパが好きな少年『瀬古 大吾』。ガチャにお金が掛かるからという理由で、据え置きゲームのみをしていた彼だが、幼馴染の『結城 絵亜』に勧められて、人気アプリゲーム『環裏(かんり)グリムゼリア』をスタートした瞬間、スマホから光が溢れだした、光が収まるとそこにはゲームの主人公、女勇者の『ユリナ』が居た。

その後、現実世界にモンスターが現れる。戦いを挑むユリナだが、即ボコられる。そんな彼女を救うには、ガチャをして強い装備を出す必要がある。しかしガチャをするには課金する必要があり……。

 

感想

ちょっとエッチな勇者育成マンガ。

だがそれ以上に、主人公をガチャ地獄へと誘う、課金誘導マンガ

ある意味、消滅都市の宣伝マンガ以上の誘導マンガだった。アプリメーカーの願望を表したマンガなのかもしれない。一回目くらいは無料ガチャだとも思うが、ガチャマラソン対策であろうか、いきなりの課金というのも驚きである。

 

露骨なまでのパンチラやらのエロ要素。マンガワンでの勇者はみんなエッチになる傾向があるようだ

 

お兄ちゃんよ。コスパはかまわんけども、兄妹二人とも育ち盛りだから、もっと栄養バランスは考えた方がいいよ。そこは抜くべきコストじゃないから。

 

次回で、読み続けるかどうかを決めよう

 

・劫火の教典

ある宗教施設で火災が起こった、それを一瞬にして鎮める、『聖主(メーシャ)』と呼ばれる人物。それを監視する複数の人影があった。

時は遡り、場面は移る。

八月の東京留置所。そこで一人の囚人の死刑が行われようとしていた。囚人の名前は『松浦 駿』、彼は死刑直前でも不敵に笑い、そしてこういう。『自分は死なない』と。『あの方』と呼ばれる人物との取引によって起こる奇跡により助かるのだと言い放つ松浦。

検察官の『榊 正典』はその松浦の態度を見て疑問に思う。松浦から死刑への恐怖が一切感じ取れなかったからだ。

縄を掛けている松浦を見て思考を巡らす榊。誰もいないはずの彼の背後から、松浦をバカにする声が聞こえた。振り返るが、当然そこには誰もいない。

その後恙なく、松浦の死刑は完了し、死亡が確認された。

松浦の最期を見届け、その場を去る榊。その心は、先ほどの声に囚われていた。

 

感想

作者が『懲役339年』の伊勢ともか先生なので、期待度かなり高めの作品でした。

その期待大の今作。第一話の感想としては、よく分からないというものでした。

前作も宗教的な問題とも絡んでいきましたが、徹頭徹尾『ハロー・アヒンサー』の物語であり、また第一話からそれがはっきりと伝わってきてました。作品の軸がしっかりと見えていたというか、どこに着目すればいいのかが分かっていました。

今回は第一話でそれが明記されておらず、未だ導入部分が終わってないと感じました。

 

しかし前作の完成度から、引き続き読み続けていきたいと思います。

 

今回で、マンガワン新連載攻勢分は終わりです。

来週からは今までの連載陣も通常連載に戻るため、かなり充実した毎日が始まると思います。

それでは本日はこれにて。

 

追伸:『懲役339年』の最終巻宣伝マンガ。もし読んでおられないのなら読むのがお勧めです。僅か3ページでトリハダが立ちました。

 

もしコミックスを読んで居られない方がいるなら、お先にこちらをどうぞ↓