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和尚の日記

マンガやゲーム、映画など自分が見たものの感想や紹介をしていきたいと思います。

ネタバレ:今週の『喧嘩稼業』

こんばんは。和尚です。

今回は今週のヤングマガジンに掲載されていた『喧嘩稼業』についてのネタバレ及び感想を書いていきます。

 以前にも『喧嘩稼業』の感想と紹介を書かせて頂きました。

 

osyousama.hatenablog.com

 

週刊少年ジャンプの某作家(HU○TER×HUN○ERの作者)を尊敬している木多先生。その連載は極めて不定期です。

今回は運よくヤングマガジンに掲載されていました。ただコメントを見る限り今年の掲載はこれで最後のようです(笑)。

 

今回は主人公:最強高校生の佐藤十兵衛と日本拳法の使い手である佐川徳夫の試合の開幕。そこに行くまでの流れでした。

 

前回は佐川徳夫に殴られたフリをしていた悪魔の申し子、十兵衛ちゃん。今回はまさにその悪魔のような知恵を最大限使ったようなお話です。

 

 

前回に起こった佐藤コール、決して不自然な流れではなかったのですが、これ、十兵衛の仕込みでした。

仕込みのタネは佐藤十字軍(クルセイダーズ)。高校生である十兵衛のクラスメートたちでした。

十兵衛は第一部に当たる『喧嘩商売』時代にも同様の手法で、場の空気を作っていました。そのときも佐藤十字軍が活躍しております。

闘技者二人が加わっている『陰陽トーナメント』はマカオで行われているので、普通の高校生では気軽に行けるところではないのですが、そこはマザーズ上場も果たしている会社の設立者でもある十兵衛。太っ腹に旅費を出してます。

彼らを誘うときのやり取りも笑いを誘うものでした。やはりギャグも一流の先生です。

日本にいるうちに、佐藤十字軍に幾つかのサインを出しています。このうちの一つが佐藤コールです。

試合が決定する前に仕込みをしている点も、『喧嘩稼業』の見どころの一つです。

 

 

一方、佐川徳夫のほうは、この戦いを通じて冨田流を解明する算段だったようです。そのため十兵衛のやり口を冷静に観察していきます。

此処までの少ないやり取りで、十兵衛がかなりの嘘つきだと見抜いたようです。そのため十兵衛のセコンドである高野くんが驚いた表情をしても、それはこちらを騙す噓なのではないかと疑ってかかります。

また、十兵衛がまったく目線を合わせないことも、何か目的があるのでは、罠が仕掛けられているのでは、と推測しています。

 

しかしその時、既に佐川徳夫は十兵衛の策略に嵌っていたのです。

 

前回、十兵衛が話題に上げていた佐川徳夫の兄:佐川睦夫。

徳夫も超一級の危険人物として認識している存在です。

十兵衛の策に警戒する徳夫は、先ほど睦夫が居た場所へと視線を向けます。

しかしそこには兄の姿がない。直前まで窓際でリングを観察していたはずなのに。

それを認識して、十兵衛の方へと視線を移す。

そこには、しっかりとこちらを見つめる十兵衛が。

 

睦夫の姿が消えたのも、十兵衛の策です。

ホテルの従業員を使って、睦夫を窓際から離します。モニターから試合を観察するように十兵衛が仕向けたのです。

しかしそんなことは露知らない徳夫は、消えた兄の存在に警戒心を高めます。

その脳裏には父の言葉、『勝てない奴に勝つには、後ろから刺すこと』が浮かびます。

消えた兄の警戒心が最高潮を迎えたころ、徳夫の背後から大声が掛かります。

 

『佐川睦夫だ!』

 

その声に振り向く徳夫。そこには佐藤十字軍の姿が!。

そう、大声は佐藤十字軍によるもの。つまり十兵衛の策略だったのだ!

 

それに少し呆気に取られる徳夫。実戦なら致命の隙となるが、リング上での戦いではゴングが鳴らない限り隙とは呼べない。事実試合開始まで残り5秒あった。

 

リングだから大丈夫。ゴングが鳴ってないから大丈夫。

その隙をついて、十兵衛の鉤突きが突き刺さる!

 

普通なら反則負け確実な手段である。 許されるものではない。客からのブーイングも激しいだろう。

だからこそ、前回十兵衛は殴られたフリをしていたのだ。それにより、観客の空気は十兵衛贔屓となっていた。少しの反則なら許容できるような空気に。レフェリーもその空気を読まざるを得ない様に。

 

十兵衛が今回言っているように『白を黒に変える』ための、殴られブラフだったのでしょう。

 

そして鉤突きといえば、稼業読者なら勿論分かりますよね? そう、煉獄です。

煉獄とは、あらかじめ決められた十四種の攻撃パターンを、距離、空いてる箇所を基準にして、そのパターンを組み合わせ、途切れることなく、また反撃することもできない作中最強の連打技です。その効果は体力の続く限り打ち続けることができ、習熟したものならば1分半で300発の攻撃を打ち込むことが出来るという、恐ろしい技です。

 

その技が決まったところで、今回のお話は終わりです。

 

総括

流石我らが主人公。卑怯すぎる(褒め言葉)。

やりすぎたら折角掴んだ場の空気を手放すことになるので、ほどほどにして止めることになるのでしょうが、肋骨か鎖骨のどちらかは折る気マンマンです。

こちらの予想を外れ、そして上を行く木多先生の実力には脱帽しました。

次回の掲載(があるかどうかを含めて)、楽しみにしています。

 

 

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