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和尚の日記

マンガやゲーム、映画など自分が見たものの感想や紹介をしていきたいと思います。

映画紹介:『MONSTERZ』についての感想

映画 映画-邦画

こんにちは。和尚です。

今回は2014年公開の映画『MONSTERZ』(監督:中田秀夫 主演:山田孝之 藤原竜也)という作品の感想と紹介について書きます。

人を自由自在に操ることの出来る男と、唯一操れない不死身の男が出会ったときに起こるバトル。それを描いた作品です。

躊躇なく人を操る力を使う、通称『男』を演じたのは藤原竜也さん。作中での彼の行動は疑問符が付くものばかりでしたが、そこはやはり『藁の楯』や『カイジ』など、クズ役に定評のある藤原さん。見事な熱演を見せてくれました。

山田孝之さんも主人公として熱い活躍を見せてくれました。彼は『リプレイアンドデストロイ』でのトボけた役や、『闇金ウシジマくん』のようなダークヒーローなど幅広い役柄をこなす名俳優です。

ヒロインには石原さとみ。くぁいいですよね。間接キッスしてみたいです。

他にも松重豊さんなど、有名どころな役者も出ている作品です。

 

では肝心な中身はというと……正直酷かったです。

『男』の行動原理などは何となく分かるんですよ。幼少期からの経験から、己のアイデンティティが能力しかなく、例え副作用が現れたとしても、その能力を使わなければならない。使わなくなるということは、己という存在の拠り所を失うということになりかねません。そして能力が通じない人間が居ると言うこともまた同義でしょう。まるで子供の様に能力を使いまくっていますが、恐らく真実子供のなのだと作中の描写で分かります。『男』の行動原理や存在原理は能力ありきなのです。まあそれでも無闇矢鱈と使いすぎですけどね。

 

主人公も自分と同じような境遇の『男』に同情をしていきます。ただ主人公には己を認めてくれる人が周囲に居た。それだけの差なのです。そのおかげで彼はモンスターではなく、人として生きてこれたのです。そして今までただのモンスターだと思っていた『男』も、やはり人だったと作品途中で気付き、ここでモンスターではなく、人間同士の闘いになっていきます。

 

では何が問題なのかというと、そこに至るまでの展開です。

一つは様々な要素。映画序盤では主人公とヒロインには地図好きという共通の趣味がありました。同じ地図アプリを入れてもいました。ここで僕はこの設定は、映画終盤で使うんだな、と思ったのですが、予想を外してその後一切使われませんでした。伏線だと思いきやなんでもなかったんです。主人公の友達も特に活躍しなかったですし。

このような伏線ブラフ(勝手に命名)が多かったような気がします。

 

次に『男』との戦い方。

途中から警察組織も『男』を追うのですが、人を操る力を把握しているのに、本人を前にして威嚇だけするとか、視線を合わさなければいいと知っているのに、フルフェイスのヘルメットすらつけていなかったり、スナイパーも配置していない。正直『男』を舐めすぎでしょ。目線隠すなんて『デスノート』ですらやっているのに。

 

はっきり言ってそれらの不満点が全て欠点に変わって、この作品の良い所を全て殺し、B級映画に貶めているのだと思う。あれだけ宣伝CMを流したのに、一年経った今でも金曜ロードショーで放送されてないのも頷ける作品でした。

 

 

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