和尚の日記

マンガやゲーム、映画など自分が見たものの感想や紹介をしていきたいと思います。

漫画紹介:喧嘩稼業(喧嘩商売)についての感想

こんにちは。和尚です。

今回は週刊ヤングマガジンに不定期連載中の『喧嘩稼業』(木多 康昭:作)について語りたいと思います。

この作品は現在名前を変えておりますが、昔は『喧嘩商売』という名前で同雑誌に連載されていました。その後数年間の音信不通を経て、連載再開という運びになりました。当時を知る者としては、このまま音沙汰もなく消えてしまう作品だと思っていたので、再開にとても喜びました。

題名にあるとおり、空手やプロレスなどの多種ある格闘技が登場しますが、この作品では『喧嘩』が主体となっております。リングでの試合なども行われますが、どれも普通の試合とは程遠い戦術(武器や毒、ドーピング等)ばかり使っています。触れ込みでもある、『すべての格闘技がルールなしで戦ったとき』を実践していると言っていいでしょう。

そんなある種殺伐とした作品における主人公が、性欲と勝利に貪欲な男子高校生『佐藤十兵衛』です。基本的に我が侭で自己中、目立ちたがり屋のナルシストですが、頭が良く知恵が回り、その全てを喧嘩に生かしている少年です。

十兵衛の戦い方はその頭脳を生かした心理戦が主です。修行に励み肉体的にも強くなりましたが、心理戦が重要だと言うことはぶれていません。理詰めによって作られた緻密な戦闘がこの作品の持ち味だと言えます。

 

作品序盤ではえげつないほどの下ネタや、良く分からない脇道にそれたりしていますが、名前を変えてからは真面目路線一辺倒(少々ギャグ盛り)なので、読み応えのある格闘物が読みたいのなら、是非ともオススメです。